流れが悪い施設 / 悪かったよ / がんばろか

今の施設に来て不思議に思ったことは色々あるが、そのうちの一つが『何故に加算を取る努力をしない？』ということ。

褥瘡加算やら経口維持加算やら、取ろうと思えば取れるのに。派遣なので経理の在り方は私に一切関係ないし、気が付かなくても済むし、気にする必要もないのだろうが、あまりに色んな努力が徒労に終わっているような。

やがてはその理由を「分からないから。」だと知る。嘘でしょ。知らないなら知らないで誰か勉強して利用者さんや職員に還元していこうとする人はいないのか。

その代わりディスポ手袋やらコピー用紙からゴミ袋に至るまで細かく帳簿・・・しかも紙ベースで記してケチる戦法。ダメなんだわ、これ。

加算なんて一つ一つは微々たるものだということは確か。でも、それを取るということは要項を満たすほどきちんとしているというアピールになるんだけどな。

で、正社員の人々曰く、『最近、給与明細見ると、理由が分からないほど引かれている。どんどん少なくなって来ている。』というではないか。

なんか、お金が無いから国民からお金を取ろうというどこかの国と似たシステムだわ。
ある一家の家計が苦しいから子どもから取って豊かになろうという本末転倒な理屈だわ。絶対豊かにならんて。

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以前居た特養は機能訓練指導員という職種の方が居て一生懸命リハビリをやって下さっていた。

が、今のところは理学療法士さんが週に一回来るだけ。一日しか来ないから相当濃い密度でやってくれているのだが、はて、週に一回とはどんなシステムなんだろうか？

それも加算の関係なのか全く関係がないのか分からないが、とにかく不思議。

余談だけど、今日初めてこの方と多少の長話をしたのだが、色々と面白かった。この方、風景から浮いて見えるほどのイケメンで非常に女子に好かれそうだなと思っていたら、本業がモデルさんだと聞いてずっこけた。先日の派遣ナースさんといい、なんだろ、この施設。

昼休みにカップラーメンをすすりながら、『へーーー。ほうほう。』と彼の話を聴いていたのだが。

『既に色々お気づきと思いますが、この施設って色んな問題があり過ぎますよね？』と仰るので「全くその通り。」と相槌を打っていた。

すると「自分はスピリチュアルな縁があって未だこの施設を辞めないで通っているんです。」と言う。

通常だったら「それはどういうこと？」と訊いていたところなのだが、こちとら短い昼休みに急いでラーメンを啜っている最中。

思わず「私は絶対無いな。（スピリチュアルな縁）」ときっぱり返してしまった。

いかんいかん。ちゃんと聞こうと思ったその時、他のナースさんが休憩から帰って来た。先生はそれっきり黙り込んでしまった。よく分からないけど話せないわけですね。

今度会ったらちゃんと聞こう。

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施設から駅までの帰り道、前方に巨大で美しいお月さま。ピンクムーンが見えていた。
写真に収めようと思ったけれど残念ながら私は写真が下手過ぎる。
この美しさを汚さぬよう、誰かが撮った写真を改めて眺めよう。

そう思って、目と心に焼き付けた。

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それにしても疲れた。５連勤までラストワン。

皆さんが良い一日を過ごされますように。