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「護」とつく職業

私は、
看護師で、
看護を突き詰めて考えてきた。

今回は「護」のつく職業について考える。

看護、
介護、
救護、
弁護、
護衛、
など、
まだ他にもいっぱいある。

意味は、
まもること。

人が、
人に、
お世話になることは、
たくさんある。

私は、
今まで、
お世話をすることが多く、
考える時間が少なかった。

病気をして、
いつもは看護しているのに、
逆の立場になったとき、
励まされることが多かった。

例えば、
骨が折れているんだから、
痛いのは仕方ないと思っている私に、
鎮痛剤を勧め、
「私だったらします。
痛いのを我慢しませんよ」
と元気な笑顔で言ってくれた。

更年期でホルモンバランスが崩れ、
高血圧から脳出血したときも、
「私も同じ感じなんですよね。
更年期障害で血圧が高いのは仕方ないと、
思ってたけど、
○○(私)さんのように自覚症状がないから、
降圧剤飲むことにしました。」
と気軽に笑顔で声をかけてくれた。

また、
「退院したら一緒に働きませんか?
週に何回かでも、
何時間と決めてもいいんですよ。」
と笑顔で声をかけられた。
入院している私を誘ってくれて、
嬉しかった。

まだいっぱいある。

もう判断の連続の看護師には、
復帰できないと言われていたし、
これでやめられるんだな、
やめる気持ち満々だった私に、
今思えば復帰の流れは始まっていたんだな。

人が、
人に、
お世話をするということは、
基本ラインの仕事内容はあるが、
相性とか、
お互いの人間性も関わってくると思う。

私は、
介護士と一緒に仕事をしてきた。
資格の違いがあり、
排泄援助、
トイレへの移動動作、
日常生活の介助、
入浴の介助など、
看護師との違う視点もあって、
素晴らしいと思った。

「護」は守る。
医療職のことしかわからないが、
守る職業は多いのだ。

私達が生活できるのは、
色々な守りがあるからだと思う。
このひとつひとつに感謝だ。

最後まで読んでくれて、
ありがとう。

あなたの役に立ったら、
嬉しいです。





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