共通テスト「情報」への各大学の対応に対する声明表明（人工知能学会）／文部科学省作成動画「情報Iってなんだろう」

情報教育支援プラットフォーム ELDI（エルディ） 事務局員の寺西です。

一般社団法人人工知能学会が、2022年12月1日付で、「共通テスト「情報」への各大学の対応に対する声明」を表明しています。
以下に全文を掲載します。

令和7年度入学者選抜（令和6年度実施）において，大学入学共通テストで「情報」を必須として課すにも関わらず，配点しないと予告した国立大学があります．AI・データサイエンスを利用するには基礎知識として「情報」科目の習得が望ましいことと，今やAI・データサイエンスは技術者だけのものではなくて全ての人が関係してくる現状から，本学会では，大学入学共通テストにおいて原則として「情報」を課すとした国立大学協会の基本方針を支持しております．各大学の方針は，それぞれの事情によるものですが，評価対象からはずすという方針を示すことで，学生が評価対象からはずれた科目に関する勉強をしなくなることは明らかです．我が国の次世代技術や産業基盤を支える教養・知識として，「情報」を広く学生に身につけてもらうためにも，このような動きがこれ以上ひろがらないことを希望します．

「今やAI・データサイエンスは技術者だけのものではなくて全ての人が関係してくる」という点について、社会の理解が進むことを切に願います。

そして、高校の教科「情報」で学習する内容については、全ての人が関係していることは、12月7日に文科省が公開した、下記動画からもよくわかります。

対談で、わかりやすい動画ですので、是非多くの方にご覧いただきたいと思います。
そして、教科「情報」を担当されている先生方に置かれましては、様々な方に教科「情報」の大切さを伝える際に活用できる動画だと思います！

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