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令和5年度大学入学共通テスト ”「情報」意識か、処理能力試される出題” (河合塾分析総合コメントについての記事)

情報教育支援プラットフォーム ELDI(エルディ) 事務局員の寺西です。

大学入学共通テストについて、どのように評されているか、インターネットでいろいろ調べているうちに、Yahoo!ニュースで“「情報」意識か、処理能力試される出題”というタイトルの記事を見つけました(元記事:ReseMom


この記事を見て検索し見つけた、河合塾の総合コメントは下記です。

確かに、総合コメントには、下記のような記述がありますね。

共通テストで多く問われるようになった、資料や図表、グラフなどを読み解いて考える力を問う問題、複数の文章や資料を題材として深く考察する力が求められる問題についても、多くの科目で引き続き出題されている。これらは読み取りと正解を導く過程や判断に時間が必要となり、限られた時間内に多くの情報を処理する能力が求められている。

河合塾 総合コメント

とりわけ「情報活用能力」に関わる記述をPickUpすると

  • 資料や図表、グラフなどを読み解いて考える力を問う

  • 複数の文章や資料を題材として深く考察する力が求められる問題

  • 限られた時間内に多くの情報を処理する能力が求められている

といったところかと思います。


「えええっ?そんなことを大学入試で問うの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
一方で、本noteでは何度も、”現行学習指導要領では、基盤となる3つの能力、として、「言語能力」「情報活用能力」「問題発見・解決能力」が規定された”ことをお伝えしてきています。
つまり、これらに関係する力は、大学入学共通テストでは、今後、教科横断的に問われる傾向が益々強くなってくる、と見る方が確からしいわけです。

また、ELDIでは、情報と探究はつながっていることもお伝えしてきています。

そして、上記河合塾の総合コメントでは、下記のような記述もあります。

新学習指導要領の「総合的な探究の時間」を意識してか、身近なテーマにおける探究学習(物理:落下運動/物理基礎:風力発電について/現代社会:子どもの貧困)や実験・考察問題(物理:コンデンサーの電気容量の測定/化学基礎:しょうゆに含まれる塩化ナトリウムの量を求める)についても、昨年に引き続き複数の科目で出題された。

河合塾 総合コメント

「「情報」の学習と「探究」活動を通じて得られる能力を高めておくと、大学入試に強くなる!」

そう、はっきり、言えると思います!

※ELDIでは、「情報」と「探究」の結節点を考える会員限定のオンライン勉強会を開催しています。次回は1月23日(月)20時〜を予定しています。ELDIへの入会登録(無料)はこちらから。HOT TOPICSをメールでもお届けします!

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