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情報Iと探究活動はつながっている

情報教育支援プラットフォーム ELDI(エルディ) 事務局員の寺西です。

教科「情報I」の内容として、「情報社会の問題解決」が扱われていることは、情報の先生方にはお馴染みと思います。
一方、そのことが、情報の先生方以外に知られていないことは、とてももったいないと感じています。

『情報I』(日本文教出版)内で「問題解決の流れの例」として示されたフローは、下記のようなものです。

1 問題と目標の明確化
2 問題の整理と分析
3 解決策の立案
4 実行
5 評価
6 共有

一方、『理数探究基礎』(啓林館)に掲載されている「探究の進め方」は、下記のようなものです。
※番号はこちらでつけました。

1 自然事象・日常事象・社会事象に対する気づき
2 課題の設定
3 仮説の設定
4 検証計画の立案
5 調査、観察、実験の実施
6 結果の処理
7 考察・推論
8 研究のまとめと発表・議論
9 新たな課題の発見、次の探究へ

大よそのフレームはとても似ていると思いませんか?

情報の先生は、ぜひ、校内で、探究活動に興味のある先生にお声かけし、「情報Iでこんなこと学習するんですよ」とお伝えしてみてくだい。
すると、「へ〜え」と感じ、情報教育が校内で広がるキッカケになるかもしれません。

筆者は、「探究」に興味のある先生方と交流があります。
そのような先生方に「情報I」の教科書、そして「情報社会の問題解決」のページを見てもらうと、きまって「いいですね!!」と言われます。

情報×探究、として、情報教育を広げてみてはいかがでしょうか。

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