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大ネオン展 ‐ FIND NEW WAVE ‐@TOKYO TOWER GALLERY 【おすすめ展覧会紹介】

訪問した展覧会の中から、オススメしたい展覧会について、見所をコンパクトにご紹介します。今回ご紹介するのはこちら。

大ネオン展 ‐ FIND NEW WAVE ‐

会場:TOKYO TOWER GALLERY(東京タワー フットタウン3F)
会期:2024年1月10日(水)~2024年2月4日(日)
URL:https://gallery.tokyotower.co.jp/
入場料:無料


▍会場に入る前に 気になるアレコレまとめ

  • 撮影可否:全作品、動画・静止画ともに可能

  • 入館予約:不要

  • 会期中展示替え:なし

  • 音声ガイド:なし

  • 図録:なし

  • その他:東京タワーのフットタウンの中にあるギャラリーです。展望台のチケットなしで無料で入れます。

▍どんな展覧会?

「大ネオン展」は、ネオンアートの展覧会。

大ネオン展 ‐ FIND NEW WAVE ‐ 展示風景

LED化の波に押されて夜の街から徐々に姿を消しているネオンサイン。本展では、現代美術家、グラフィックデザイナー、ファッションデザイナーなど、様々なジャンルのアーティストたちがコラボレーションしたネオンの作品を展示し、ネオンを「産業」から「アート」として再生させます。

▍実際に観て感じた 展覧会の「みどころ」3つ

①レトロだけど新しい、LEDとは違うネオンの魅力を浴びる。

会場には大型のネオン作品がたくさん!ぐるっと一面、見渡す限りのネオンです。

LEDに取り替えられつつあるネオンサイン。実物を見る機会って実は少ないですよね。

近づいてみると、ガラス管の中に封入された気体が発光し、透明な管の中でゆらゆらと光がうごめき、LEDの光とは違う、生き物のような不思議な魅力が感じられます。

②アーティストと職人のコラボレーション!繊細な加工にも驚き!

この会場内のネオンは、様々なクリエイターの方々がデザインし、それをネオン職人の方々が形にしたもの。

はなぶし/ピギーワン(アニメーター)作品

例えば、NFTアバタープロジェクトBŌSŌ TOKYOとアオイネオンのコラボレーションプロジェクト「暴走燈京」は、赤一色のインパクト抜群のロゴのネオン。

近づいてみると、文字を再現するその緻密な加工に驚きます。中空の細いガラス管を手作業で曲げ、細かいパーツをつくっていくのは、本当に熟練した職人技ですね…

平面に見える文字も、ガラス管で立体的に・複雑に表現されています。

このほかにも、ネオンの明るさを生かした、ときにポップ、ときにサイバー感のあるデザインがネオンで再現されています。

高木 完/NYLON100%(ミュージシャン/DJ)|写真とネオンの組み合わせ

③映画とのコラボやAR、グッズも楽しい。

会場には、香港を舞台にした映画『燈火(ネオン)は消えず』のコラボレーションネオンも。

さらに、実際のネオンとARを組み合わせた「飛び出すネオン」なんていう仕掛けも用意されています。

ギャラリーのある東京タワー フットタウン2Fの「TTA STORE」では、ミュージアムショップのように、本展に関わるグッズも販売されていました。

「TTA STORE」では、Tシャツやトートバッグ、シールなども販売されていました。

ネオンを浴びるための浴用タオルや、オリジナルの缶バッジも。様々な方法でネオンを楽しめますね。

天羽しろっぷさんのネオンをモチーフにした缶バッジ。暗いところで光ります。

▍個人的 イチオシ作品

今回の展示の中での個人的なイチオシは、イラストレーター・はらわたちゅん子さんの作品。

はらわたちゅん子(ネオン画家)作品

異国の懸想や日本の路地にインスピレーションを得た「ネオン画」を描くアーティストのはらわたさん。今回の展示では、お稲荷さん風の平面と立体のネオン作品が展示されています。

平面作品では、ご自身のネオン風イラストと、実際のネオンサインが重ね合わせられ、作品に奥行き感が感じられますね。

はらわたちゅん子(ネオン画家)作品

また、左右には、アクリルケースに入った2体のお稲荷さんも。こちらもイラストと組み合わされ、かわいいです。

会場は東京タワーのフットタウン 3F

ちょっとレトロで、魅力的なネオンサイン。会場で是非、実物のネオンの魅力に触れてみてください。


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