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読書記録

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読んで良かった書籍の感想です。
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2020年に読んで面白かった本 8冊。

2020年に読んで面白かった本 8冊。

2020年に読んだ本は約60冊。だいたい週1冊くらいのペースで読みました。この中から面白かった本8冊を【実用書】【教養】【アート】のカテゴリに分けてピックアップしてみました。

【実用書】 2冊- 書くのがしんどい / 竹村 俊助編集者、株式会社WORDS代表取締役・竹村俊助さんのnote記事の書籍化。
”文章の書き方”の本は何冊も読んできたけれど、”根本的”な部分と”具体的”な部分がバランス良く

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2019年に読んで面白かった本 8冊。

2019年に読んで面白かった本 8冊。

 昨年は「読書ニガテなわたしが 2018年に 「読んで良かった!」と思った本」なんてタイトルでnoteを書いていたんですが。

 2019年も相変わらず読書は苦手ながら、1年で50冊:1週間に1冊ぐらいのペースでは読めるようになってきました。2019年に読んだ本のなかで面白かった本8冊をピックアップしてみました。

<社会学>- 盛りの誕生 女の子とテクノロジーが生んだ日本の美意識 / 久保 友香

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【読書記録・気になる一文】 「日本進化論」 / 落合 陽一

【読書記録・気になる一文】 「日本進化論」 / 落合 陽一

 少し個人的な話をすると、僕は誰かに褒められたりけなされたりしても特に落ち込んだりはしません。なぜなら、小学校から高校にかけて刷り込まれる、他人の基準に合わせて物事を判断する近代教育的な価値観から抜け出すことができたからです。
(第4章 今の教育は、生きていくために大事なことを教えているか?)

 メディアアーティストであり、研究者でもある落合陽一さんの書籍「日本進化論」のなかの一文です。

日本

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【読書記録・気になる一文】「奇想の系譜」 / 辻惟雄

【読書記録・気になる一文】「奇想の系譜」 / 辻惟雄

ここにあげた六人の画家は、そうした<主流>の中での前衛として理解されるべきである。異端の少数派としてその特異性のみを強調することは決して私の本意ではない。

 2019年2月9日(土)から、東京都美術館で「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」が始まることから、そのもととなった書籍を手に取ってみました。

「奇想の系譜」 / 辻 惟雄 1968年 (50年前!) の美術手帖の連載に筆を加えて書籍

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読書ニガテなわたしが 2018年に 「読んで良かった!」と思った本 ①

読書ニガテなわたしが 2018年に 「読んで良かった!」と思った本 ①

 昨年、人生迷子になって「やりたいことリスト100」をつくったというnoteを先日書きましたが、それに加えて、もうひとつやったことが「本を読む」こと。読書好きな人からみたら大した量ではないのですが、仕事関係の本に加えて、アートや科学の読み物、実用書、自己啓発本まで、ジャンルを問わずに気になった本を月に3-4冊程度読んで、気になったことをメモして読み返すようにしました。

 「読書」に苦手意識が強か

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読書が苦手なわたしが 2018年に「読んで良かった!」と思った本②

読書が苦手なわたしが 2018年に「読んで良かった!」と思った本②

 「読書」に対する苦手意識が強かったわたしですが、昨年「これは読んで良かった!」と思った本を数回に分けて書いておこうと思います。難しい文章や長い文章は読めない人間なので比較的読みやすい書籍ばかりだと思います。

(第1弾はこちら)

 今回は、現代のテクノロジーに関する本 …というよりも、テクノロジーに対する”考え方”が面白くて印象に残った本を3冊ピックアップしました。

■ゲノム解析は「私」の世

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読書が苦手なわたしが 2018年に「読んで良かった!」と思った本③

読書が苦手なわたしが 2018年に「読んで良かった!」と思った本③

 「読書」に対する苦手意識が強かったわたしですが、昨年「これは読んで良かった!」と思った本を数回に分けて書いておこうと思います。難しい文章や長い文章は読めない人間なので比較的読みやすい書籍ばかりだと思います。

 最終回の今回は【仕事に役立った 実用書】を3冊挙げます。どれも基礎的な書籍ばかりですが、仕事のなかで”当たり前”にやっていることを基本に立ち返って学びなおしてみると気づきがあるなぁと思っ

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