見出し画像

小粒で楽しめる映画『パニック・フライト』 2021年12月10日(金)

Netflixで『パニック・フライト』(2005年・アメリカ)を見る。

レイチェル・マクアダムス、キリアン・マーフィーが主演のスリラー。

ホラー映画界の巨匠ウェス・クレイブンによるサスペンススリラー。有名ホテルのマネージャーとして働く女性リサは、故郷テキサスから勤務地のマイアミへ向かう飛行機の中で、空港で知り合った好青年リップナーと隣同士になる。ところが、実はリップナーは暗殺グループの一員だった。機内で豹変したリップナーは、リサの父親の命と引きかえに、リサが勤めるホテルに宿泊する要人の暗殺に協力するよう脅迫してくる。

キリアン・マーフィーが序盤すごく好青年として登場するのだが、もちろんそうである訳がなく、途中からキリアンマーフィーの不気味な(陰湿な)演技が堪能出来る。

機内でのレイチェル・マクアダムスとキリアン・マーフィーのやりとりは緊張感があり、レイチェル演じるリサがどのようにこの危機を乗り越えていくか飽きずに興味が持続していく。
ほかの乗客がどのような役割を担うのかも見ていて納得できる演出。
ラストのバトルシーンも楽しめる。

こういう巻き込まれ型のスリラーは好みなので、このコンパクトでタイトな映画は見てよかった。
90分くらいのスリラー映画を配信でもっと見せてもらいたいね。

この記事が参加している募集

#映画感想文

68,724件