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『悪人伝』『インサイド・マン』を見る 2021年12月12日(日)

休み。
このところ仕事で疲れていたので、1日家で映画とドラマを見て過ごすことに決めた。

マ・ドンソクの魅力が溢れる韓国映画『悪人伝』をNetflixで見る。
猟奇殺人鬼が何を思ったのかマ・ドンソク演じる強面のヤクザ組長を刺してしまう。もちろんマ・ドンソクは死なないので、その後復讐に燃える。はみ出し刑事(武井壮にそっくり)も同じ猟奇殺人犯を追いかけており、ヤクザ組長と刑事は手を組むことになる。
マ・ドンソクの不死身の強さが見もの。おなじみの張り手も炸裂する。
この映画のマ・ドンソクは結構悪い奴なのだが、本人の資質なのだろうか、やはり「いい人」な雰囲気が醸し出されている。

続けて同じNetflixでスパイク・リー監督の『インサイド・マン』を見る。
この映画が大好きで、もう5回くらい見ている。何度見ても面白い。
豪華なキャストのセリフの応酬は見応え十分。ジョークたっぷりにこの映画はアクションではなく対話で魅せていく。
善悪がグレーに混じるキャラクターたちも素晴らしい。
Netflixドラマの『ペーパーハウス』はおそらくここから着想されたのではないだろうか。人質に同じ服装を着せるところなどモデルにらしているに違いない。

夜は『青天を衝け』と『日本沈没』を続けて見る。
『青天』はもう登場人物が何歳なのか見た目で判断出来ない。渋沢栄一が若すぎるのがややノイズになっている。徳川慶喜を演じる草彅剛はさすがの雰囲気である。登場すると画面が締まる。

『日本沈没』は最終回の2時間スペシャル。
毎週見ていたわけではないのだが、もう一つだった印象。
香川照之の演技プランはあれが正解だったのだろうか。1話目から気になっていたが、最終回まで突っ走っていて笑えた。

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