「勝つ」とは?
地球上では、勝ち負けが多いです。
競争相手に勝つ。寒さに勝つ。怠惰な自分に打ち勝つ。
私も競争社会の中で育ち、今もそんな社会の中で過ごしています。
そしてよく思います。
勝って、それでどうするの…?と。
相手に勝って、お祝いをする意味は何?
もし勝って次の成長につなげるとしても、再び勝ち負けの舞台はやってきて、いつまでたっても勝ち負けの世界がついてくる…。
寒さだって、わざわざ寒さに勝たなくても、「寒いよ~」と思う身体を見ると、地球で生きるいのちをビャンビャン感じ、面白く楽しく弾けてしまう。
(もちろん寒さには限度がありますが…)
怠ける自分がいれば、頑張って打ち勝たなくても、そんな怠惰な自分と共におかしく笑っていたら、いつの間にか怠けられなくなっている。
「いのち」を感じると、勝とうとしなくても自然の流れに乗っている気がします。
さて、話題のウイルスさんについてはどうでしょうか?
世の中はいつまでウイルスに勝とうとするのでしょうか?
ある意味、地球は趣深いです。