エコール・ド・プラトーン 2
"一陣の春風が 散った桜の花びらを 空高く舞上げていった エコール・ド・プラトーン それは大阪の地で輝いた モダニズムの閃光だった"2020年発刊、本書は大正末期、若き才能を数多く輩出した『プラトン社』を舞台に描かれた日本近代文学勃興の裏面史。完結編。
個人的には大阪好きなのと、第一巻が面白かったので手にとりました。
さて、そんな本書は大正12年の関東大震災から10年にも満たない東京復興までのわずかな期間。確かに大阪が『グランド大阪』を標榜し【日本の中枢に位置した一時期】