タカハシナオキ

考えあぐねて、また朝がくる Turns blue Twitter @turnsblue1 YouTube https://m.youtube.com/watch?v=Qa3fbO6nEEo

タカハシナオキ

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マガジン

  • 生ぬるい挫折と微かな光の日々[2022年の記録]

    エンドレス、続いてく。 センスレス、諦めが、 エンドレス、まだ青い僕には見えなくて。

  • 終わらない夜にもがく日々 [2020年の記録]

    離れたいのか、歩きたいのか、 問うているうちに月は沈んでいく

  • 何もかも、全てが藍色の日々 [~2019年の記録]

    ひたすらの青に、少しの黒を加えては。

  • 不変的胎動の日々[2021年の記録]

    繰り返す同じ毎日は、無限観覧車みたいだ。

  • 中身のない、中身しかない

    どこにでもいる大学生の不器用な四年間にピリオドを打つためのエッセイ

最近の記事

ロンドンが呼んでいる② ~プレミアリーグ観戦、したりして~

8/24 Premier League Day⚽️ ロンドンは雨。しかし傘が 滞在2日目。15時からプレミアリーグ観戦が控えていた。 そして、この日は雨。イギリスはこうでなくっちゃ。と思い持参した折りたたみ傘を取ろうと思ったら…ないではないか! ここまで気づかなかった自分の間抜けさに驚きつつ、 傘を調達しなくてはならなくなってしまう。 雨ざらしのところはなるべく急いで歩きつつ、電車で無印良品へ。 イギリスには無印とユニクロがたくさんあるので大変助かる。 速攻で折り畳み

    • ロンドンが呼んでいる ①

      去る、2024年の8月。 私タカハシナオキは、ロンドンへの一人旅を敢行した。 いわゆる、職と職の間にぽっかり生まれるサバティカル的な期間を利用した。 今回はその模様をダイジェストで数回に分けてお送りしようと思う。 何を感じたか、思ったか、は別の機会しっかりに書くとして、 何をしたか、という行動ベースの旅行記を書こうと思う。 ロンドン旅行を検討している人、一人で旅をしたいが一歩が踏み出せない人、誰かしらのなんらかのきっかけになったら嬉しい。 ※期間:8/22~8/28 (

      • 眠りに落ちてしまうその前に

        これを記したのは、8/15 深夜4時。 どうせ朝は起きれないので、翌昼のSNSの予約投稿などを済ませ今。 その日の気持ちはその日のうちに書いておかないと忘れることもあるので、 少し書き記しておこうと思う。 世間はオリンピックや南海トラフやらで騒がしい8/14。 なんならお盆の真っ只中に、新バンドnousの初ライブを開催した。 新バンドをやるぞ、と企てを起こしてから数ヶ月。 やりたいことはかなりできたと思う。 だからこそ、最後の最後この企画に人が全くいない事態が起きたらど

        • 夏、始まってない?

          nousが始動してはや数日がたったが、 おかげさまで、「夏影」のMVが1000回再生を突破した。 これは簡単なことではなくて、みてくれる人あってのこと。 大変ありがたい話だ。 社会人として時間がないなりに懸命に仕込んでいた甲斐を、 少しばかり感じている。 これからは少しずつ、コンテンツを深く知りたい人向けに、 ビハインド・ザ・シーンの話をしていこうと思う。 それでもし、気になるようであればもう1度、2度みてもらえたら、 このnoteの理解もより深まると思う。(教材みたいで

        マガジン

        • 生ぬるい挫折と微かな光の日々[2022年の記録]
          4本
        • 終わらない夜にもがく日々 [2020年の記録]
          10本
        • 何もかも、全てが藍色の日々 [~2019年の記録]
          29本
        • 不変的胎動の日々[2021年の記録]
          8本
        • 中身のない、中身しかない
          3本

        記事

          何度でも、終わりはないから

          みなさん、こんにちは。(こんばんは。) 本日新プロジェクト、”nous”の始動が発表されました。 おそらく、“?”となっている人もいるのかな?と思いましたので、このプロジェクトのコンセプトをお話しつつ、私自身の一つの区切りとして簡単にご報告をしたいと思います。 (今日だけポリシー解除して、ですます調で) まず、”nous”について。 "誰かの居場所になり、文化となる"、そのための音楽をつくるプロジェクトです。00年代邦楽ロックの下地はそのままに、私のもうひとつのルーツであ

          何度でも、終わりはないから

          限界、そこが始まり

          5/6にTurns blueのラストシングルがリリースになった。 割と人が入った西永福JAMで「2月にリリースする」と言った記憶が確かにある。僕自身、働きながら音楽をやっている以上、普通のミュージシャン以上にコンスタントに音源を出すことが大切だし、そういうスタンスの方がかっこいいと思う。そういう主義思想にありながら、自分の胆力や体力、人間力の足りなさによって、またもリリースが遅くなってしまった。 もし待ってくれている方がいたのなら、とても申し訳なく思う。 このシングルをも

          限界、そこが始まり

          さよならこんにちは

          1/15、DAYBRK.にお越しいただいた皆様 ありがとうございました。予想以上にたくさんの方に来ていただき、驚きとともに充実の1日だった。 なにより、我々ホスト3組が心から好きなゲストの2組を多くの人に見てもらえたことが、このイベントをやる1番の意味。そしてこのイベントがどう醸成していって、ホスト3組がどう変化していくか?それを定点観測するのも面白いイベントだと思う。 そういう意味で、イベントをある意味ブランドのように捉え、このイベント自体を好きになってもらえる人が増えた

          さよならこんにちは

          DAYBRK. 3(スリー)

          今回はいつもと趣旨を変えて、DAYBRK.第3回目にむけ、このイベントの趣旨やゲストバンドに関して、僕なりのおすすめやポイントを拙文ながら書かせていただこうと思う。ひとつお付き合いいただけると嬉しい。 1.DAYBRK.についてDAYBRK.は2020年の1月からkanata、Cynical Animal Youth、Turns blueの3組で始めた音楽イベントだ。ある日の打ち上げで、なんとなくどんなイベントにも入れそうな音楽性の3組だけど、明確になじめるシーンがあるわけ

          うつつを表す

          2024年。 今年は1日から色々なことがあった。 “いつなにが起きるかわからない”という視点で見ると、悲しいほどに等しく全ての人にその可能性がある。“今日を人生最高の日にしよう”という、成長主義のマッチョベンチャーマンが発する言葉も、あながち間違いじゃないと思ってしまう。 実家に帰り、両親や祖母が少しずつ、 しかし確実に抗えない老いを実感していく。 より身近なところでも感じる、未定の明日への寂しさや不安。遠い場所での災害や事故もあり、よりそんなことを強く感じる年明けだった

          助けてください、と言えない

          noteなんか書いている場合じゃない時こそ、 noteを書きたくなるという大いなる矛盾をはらんで、はや幾年。 もちろん今も書いている場合ではないくらい公私とも忙殺されている。 やることが終わらなさ過ぎて入ったコメダ珈琲下北沢店で、 気づいたら書き連ね始めている。 今日はこれを読んでくれているみなさまに、少しパーソナルな話を。 僕の内側の葛藤もきっと誰かの何かのたしになるという、少しの善き心と、 これを話さないとおかしくなりそうだけど話す相手がいないという、 大きな危機感

          助けてください、と言えない

          2023、あいもかわらず僕は

          お久しぶりです。 いよいよ、自分の本音を書けるのは、 歌詞とnoteくらいになってきた。 昨日バンドメンバー2人で久々に顔を合わせ、最近の話や主におれの相談事をうんうん聞いてもらいつつ、またここから頑張ろう、と話した。 完全にペースがひと売れした後のバンドのそれだが、やめなければきっとチャンスはある。なにより僕は、大切仲間と一生表現していくためにバンドというおもちゃ箱を大切に抱えている。 過度な無理は禁物。でも適度に無理して、自分たちの音楽をまだ出会っていない誰かに届け

          2023、あいもかわらず僕は

          平凡を愛せ、鮮やかに化かせ

          少し遅めのご挨拶。 本年もどうぞよろしくお願いします。 2023年は、端的に躍進の年にしたいと思っている。 Turns blueは、自分の表現は、今年間違いなく前に進むと思う。 いや、いい加減前に進まなければならない。 ”平凡を愛せ、鮮やかに化かせ” 元旦に今月のプレイリストを考えていた時にふと降りてきた言葉。 生活は大概が平凡で、平熱で、計測メーターが触れたり壊れたりすることはあまりない。でも何かに夢中になったり、誰かを本気で好きになったり、そういう心が内側からじわ

          平凡を愛せ、鮮やかに化かせ

          補助線は語るVol.1 「衛星都市の子どもたち」

          0.過去を見せ合うということ みなさんには、目を背けたいような過去はあるだろうか?もしくは今の自分が、「どうしてこうなってしまったのだろうか?」と後ろ向きな自問自答に襲われることはあるだろうか? ひとつやふたつはそんな経験がある人も、きっといるのではないかと思う。むしろ僕はそういう人の方が信頼できる。 決してひけらかすのではなく、 話していくうちにふとその人の核心に触れた時、少し嬉しくなると同時に、ちゃんと向き合わなくてはと背筋を正す。そんな深いコミュニケーションの果て

          補助線は語るVol.1 「衛星都市の子どもたち」

          最近考えていること(あるいは、次なるテーマ)

          今日は、久しぶりに海を見に行った。 なんだか夏らしくて、胸が高鳴っていた。 天気は一日中こっちを向いてくれなかったけど、 総じて幻想みたいな1日だった。 ただそこに海があり、ただ楽しいという、自分史上珍しい日だった。 そしてなにより、ずっとひとりな気がしていた自分のことを少しわかってもらえた気がした。 そんな1日に嬉々としている自分の簡単さが恥ずかしくて、最終的に今少し失望している。 自分が抱えている永遠のテーマの一つに、 「ひとり」であることがあると思っている。 恋人が

          最近考えていること(あるいは、次なるテーマ)

          せめて黙らない

          社会人になってから、まさに光陰矢の如く時が過ぎていく。 時間の経過が早すぎて、追いつくこともできない。 社会に出てからというもの、 「黙るスキル」みたいなものが嫌が応にも身についてしまい気持ち悪い。 昔から知っている人にライブを見て言われた、 「なんか大人になっちゃったな」というセリフ。 社会に出ることで。無意識に何かに侵されているんだな、 と思い悲しくなったけど、正直そのアドバイスはあまりピンとこなかった。 ピンとこなかったというより、自分の孤独さが助長されたようで、少

          せめて黙らない

          二度目の僥倖

          今でもはじめてライブハウスに立った時のことを覚えている。 それは2016年の秋頃だったと思う。なにを覚えているかというと、 ステージの記憶はなく、終わった後に「曲以外全部ダメ」と言われたこと。 全く歯が立たない感覚は自分でもよくわかっていて、それが全ての原点になっている。 僕を見出してしまうような、ちょっと変わった大人の人たちに声をかけてもらって、チームを組んで試行錯誤した日々もあったような。 その時のことも、まだおぼろげに覚えていて、未熟だったという感覚が確かに残っている

          二度目の僥倖