世話好きなベトナム人女性と関西生まれの日本人女性は、きっと相性が良い

週に2回、ベトナム語を個別レッスンで学んでいる。先生は、同僚が教えてくれた学校の講師の知り合い、という、全くの他人であり、最初は共通点が無い中不安だったので1度トライアルレッスンを受けた。

よく喋り、新しい単語や文章の書き方、発音の修正が徹底していて、業界にも詳しく、若干スパルタな点が私と相性が良さそうだという直観で決めて2カ月程続けている。そして、現在、とても良いコンビ関係になっている気がする。(知らんけど)

さて、言語の勉強というものは、とにかく根気と継続が必要だ。仕事が忙しかったり、外出が続いて、「あー。今日レッスンだった。」と思い出した日には、若干「休みたい」と思ってしまう時がある。そんなときに、ただ、単純に、「あぁ、でもあの人に会ったら、新しいことが学べるのだ」とか「仕事が忙しくても、何かと笑わせてくれるのだ」という印象が、私を教室へと足を運ばせる。「印象」は本当に大事。

今晩は、特に忙しい月の忙しい週で、宿題も予習も復習も何もかもできず、その上、外出しようとした途端に大雨で、「ずーーーん」。

ホストマザーに「今日もベトナム語の勉強?」と聞かれ「そう」と答えると「夜ごはんは?食べたの?」と聞かれた。この場合、私が既に夜ごはんを食べたか、食べてないかは関係なく、99.8%の確率で何か食べ物を与えてくれる。今回は、「ほら、これ持って行って食べて」と煮バナナを2本持たせてくれた。煮バナナ、大好きだ。

こちらでは、あまり傘をさす習慣が無いのと、ベトナム語のレッスンは徒歩20秒の場所で行っているので、大雨の中、煮バナナ2本を持って出かける私。

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そして、今、帰ってきた後。やはり「行ってよかった」と思う。なんだろうか、先生はとても熱心で、スパルタで、愛嬌があって、冗談が好きで、ユーモアのセンスがあり、「先生が言っていることを何としてでも理解したい!」という想いが強い。

「マミはいつも、何時に起きているの?」という他愛も無い、ベトナム語の日常会話の会話練習だと思って「私は6時頃に起きています」と答えると、「で、何時に出勤するの?」と聞かれたので「うーーん、7時20分頃ですね」と答えると「じゃあ、顔を洗ったり朝食食べる時間を差し引いても、20分は余るから、その時に、この文章音読して、録音したのを私に送っといてね!ほら、朝は声が出にくいから、発声の練習にもなるじゃない?」と満面の笑顔で、宿題が出た。

「あ、でも6時頃一度起きて、また寝ます」(←つまり、朝は時間が無いです、という言い訳w)と付け加えて言ったら、「寝坊に気を付けて!寝坊はベトナム語でngủ nướngよ」と新しい単語を言われた上、宿題は減らなかった。

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そういえば、昼ご飯のときも、この国の女性たちは、とても豪快だと思った節がある。よく行く場所で、今日は偶然、知り合いに会った。ベトナム語で会話をしていると、お店の女性たちもみんな寄ってくる。女性たちとも話していると、近くにいた男性も「日本人か?」と話しかけてくる。いつの間にか、8人対私1人のような会話の構図になっており、一人が「テト(ベトナムの長期休暇)は何しているの?」と聞いてきて「まだ何も決めていない」と伝えると「じゃあ、家きて、盛大に祝おう!」と誰もが言ってくる。話のテンポがとてもはやいが、ベトナム人の「家きて」は結構本気で、本当に誘ってくれることが多い。

豪快だが、大阪生まれの私にとって、この本気で冗談のようなことを勢いよく伝えてくる性格、嫌いではない。むしろ、ベトナムに来て、「いかに目の前の相手を笑わせられるか」というお笑いを愛する遺伝子的なものを持っていて、良かったなぁと思う。

というわけで、関西生まれの「お笑い」を愛する日本人女性の皆さんは、世話好きなベトナム人女性との相性がきっと良いのです。(知らんけど)

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