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行動しながら発信していく

たぶん、私の頭の中はいつもいろんな場面の、いろんな考えの、いろんな時間の出来事が同時進行で進んでいて、それを自分の身体を動かしながら、生きている気がする。

全然違うパズルを組み合わせて、自分が見たい世界を実現するために、小さなことの積み重ね。

ベトナムという発展途上国の観光局、そして広報やマーケティングという立場でいうと、観光開発センター内の人間関係、自分自身の立場、情報収集と発信、日本の経験を組み合わせながらも、同時に「旅行会社の人々と観光客」「政府と行政と民間」「地域の人々と観光客」等たくさんの人々に出会って自分を知ってもらって繋げて、「キーパーソン」に出会うために自分自身を高めていきながら、多くの場所に訪れながら、地域の魅力を発見しながら、英語と日本語を教えてベトナム語を学びながら、時に誰かの一言に励まされながら、木と森を同時に見ながら、少しずつコマを進めていく。

西野さんのブログの中に「天才になりたければ、天才にならざるをえない極端な環境に飛び込む」とあった。まさにその通りで、「そうならざるを得ない環境に自分を連れていく」。その「環境」は結構キツくて、タフだと事前に知っておきながら、で、実際そうなんだけど、それでも私は、自分がやっていることの意義や意味を自分の言葉で伝えられる仕事や環境は幸せだと思う。

「アドバイスに全乗りしてみる」

西野さんはまた、とにかくアドバイスを求めた相手のアドバイスに全乗りしてみること、という話をしていた。

”ここで、僕の昔話をさせていただくと、25歳の頃に、当時の活動の天井が明確に見えてしまって、「このままじゃマズイ!」となり、テレビの世界から軸足を抜きました。その時、タモリさんから「お前は、絵を描け」というアドバイスをいただいたわけですが、それまで、絵なんて描いたことがありません。”
”ただ、「自己プロデュースを繰り返した結果、行き詰まってしまった」という事実がありますので、一旦、なんだかよく分からないタモリさんのアドバイスに全乗っかりしてみました。”

私は、自分の直感で「あ、これだ!」と思ったものには熱しやすくて、すぐのめり込む反面、冷めているから、「自分を『見たい世界』に近づけないもの」に対しては、結構そっけない。でも、すごく尊敬する人々が言うことは、雑談の中の、冗談とか、その人の閃きであったとしても、「あ、そうか。やってみよう。」と、まさに全乗りする。

先日、友人に「マミちゃんは、これから、行ったことがない人にどう伝えるか、伝わるかを意識して書くことが大事」「もっと共有してみたら?」と言われた。「あ、そうか。」と思った。それは、今まで自分の心のどこかで思っていたことで、でも「一人日記」を書くことに集中していた私は、その一言で実際に共有してみて、結果、私自身が想像していなかった多くの人々の反応に驚いた。もっと、自分が書いた文章の「価値」を信じて、より多くの人々のもとへ届けよう、と。

同時に、「あ、そうだった。私だから書ける文章を、伝えたい人に伝えていくために、書き始めたんだった。」という初心を思い出した。

引き続き、私はこの大好きなメコンデルタで、行動しながら発信していく。

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