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なぜ、「世界と出会う家」で出会う人生の物語を書こうと思ったか

今、世界中からの留学生や研究者達が住む「家」にいて、毎日が「世界との出会い」だ。今日もちょうど、海外の友人と話していて話題になったのは、

・なぜ、オンライン環境によって、人々は通勤や通学時間に要していた時間を削減して自由な時間が増えたはずなのに、より忙しくなっているのか
・生産性の向上という、終りのない目標と私達はどう向き合うべきか
・あなたにとっての『成功の定義』とは?『幸せの定義』とは?
・本当に辛い時に、助けを求める人か、自分で解決する人か

等。私自身、(国単位でいう)異文化理解は好きだけれど、もっと突っ込んで言うと、そもそも、この21世紀で何が起こっているかというと、完全に「分断」だと思っていて、それは、国と国とか、先進国と発展途上国というよりも、国内、世代間、人々、そんなミクロな世界で起こっている分断。で、その分断を乗り越えるには、とにかく、目の前の人との対話だと信じているから、目の前の人を通して、異文化を理解している感覚。日本人であろうが、同世代であろうが、とにかく他人なので、全て異文化。対話。

で、目の前のことに集中していると、なかなかオンラインで発信するまとまった時間が無くて、それはそれで、自分にとっては「幸せ」かなとも思っているけれど、同時に、この今いる環境で出会う世界中の人々の人生の物語は、とても壮大で、ときに共通で、ときに斬新な切り口で、そして、大事なことは、人々の物語は、「唯一無二」だということ。でも、質問の内容や聞き方によっても、聞き手と話し手の信頼関係によっても、物語が変わりさえもするので、注意しながら。その上で、これを、どこかにまとめるのが自分の使命ではないのか、とさえ思えてきて、また新たなマガジンを作った。

国は、アイルランド、アゼルバイジャン、アメリカ、インド、インドネシア、ウガンダ、ウズベキスタン、エジプト、エチオピア、ガーナ、カザフスタン、カンボジア、キルギス、コートジボワール、シエラレオネ、ジンバブエ、スリランカ、ソマリア、タイ、ネパール、チェコ、チリ、トルクメニスタン、パキスタン、バングラデッシュ、フィリピン、フランス、ブータン、ブルネイ、ベトナム、ペルー、ボリビア、ポーランド、マラウイ、マレーシア、ミャンマー、モーリシャス、モルディブ、モンゴル、ラオス、ルーマニア、韓国、中国、そして日本など・・・。

私は、「行動しながら考える」タイプなので、この先、いろいろ軌道修正を行いながら、ある程度、継続的に人々の物語を書き綴ろうと思う。

以下は、前ウルグアイ大統領・ムヒカ氏の言葉のメモ

・発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはならない
・愛を育むこと、人間関係を築くこと、子供を育てること、友達をもつこと、そして必要最低限のものを持つこと
・貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ
・物であふれることが自由なのではなく、時間であふれることこそ自由
・人がものを買うときは、お金を貯めるために割いた人生の時間で買っているのです
・変わっているからではなく、これが私の人生哲学なのです
・現在の消費社会のお陰で、私たちはもっとも肝心なことを忘れてしまい、人類の幸福とはほとんど関係ないことに、人としての能力を無駄遣いしているのです
・物を持つことで人生を複雑にするより、私には、好きなことができる自由な時間のほうが大切です

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