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ベトナムのホーチミンにある、ホテル・マジェスティック・サイゴンで朝食を

数年前にベトナムのカントー市にあるVictoria Hotel Resort Can Thoで、ハノイからカントーに出張中の方から、「ビクトリアも良いけれど、サイゴン行ったらやっぱりマジェスティックだよね」と言われたことがある。当時、サイゴン(ホーチミン)には何度か行くことはあっても、ここは宿泊施設の激戦区で、安価で選択肢も豊富なので、なかなか泊まる機会もなく、帰国した記憶が蘇る。

その時にマジェスティックホテルは、作家の開高健氏とカメラマンの秋元啓一氏が朝日新聞の特派員、カメラマンとしてベトナム特派時に滞在した歴史のある有名なホテルで、開高氏のことをよく調べ、ベトナム戦争取材の体験をもとにした『輝ける闇』も購入して数ページ読んだものの、時が過ぎ。

あれから月日が経ち、昨今のインバウンド熱が再浮上した日本(東京都内)の宿泊料高騰もあり、同地のビジネスホテルのシングルルーム宿泊料金とほぼ同価格でこのホテルに泊まれるとなったら、そりゃー、ベトナム経由します。

旅の目的地:ホテル・マジェスティック・サイゴン
予定:無し

若干、サービスの質に関しては、例えば部屋まで案内してくれた若い方が、自ら部屋の場所がわからず同じ階にいた清掃係のスタッフに聞いたり、部屋でゆっくりしていたらいきなり内線がかかってきて使ってもいないレストランの感想を聞かれたり、若干落ち着かないところもあったけれど、それでもとにかく広い部屋とバスタブ付きの洗面所と朝食を大満喫。

朝食は、朝の会場オープン時から、みんなが来て席がいっぱいになって、そしてお店が閉店するまで、数時間入り浸る・・・笑

ひたすら食べて、飲んで(ミントティー、お水、ベトナムコーヒー)、読んで、景色眺めて、また食べての繰り返し。THE至福の時。

今回の目的は、とにかくこのマジェスティックホテルに宿泊することだったので、他はノープランで、ふらっと外を歩く。

Réhahn Gallery

ベトナムのホイアン市に在住のフランス人写真家Réhahn Croquevielle氏のギャラリーが、ホーチミンのもともとD1にあったところからD2に移転し、2023年12月にまたD1のこんどはメインストリートに戻ってきたというので訪問。Réhahn氏はもともと慈善活動に熱心で、里親として2人のベトナム人孤児をサポートしていたことをきっかけに2007年に初めてホイアン旧市街に来越。それ以来、ベトナムを何度も訪れ、とりわけ少数民族の社会や暮らし、人々を撮影するように。

最近のテーマである写真で構成される
"Impressionism"について、ギャラリーの方に紹介頂きました。

Réhahn氏のアート作品は、仏越の親善外交にも一役買っており、ふと南インドの慈善活動で活躍される日本人の方もいらっしゃらないかな、と思い耽ける。

そもそもふと気になったのが、ベトナムの孤児の数の推移や、インドではどうなんだろう、ということで、なかなか最新情報が無いけれど、2014年時点での0-17歳の孤児の人数は、統計上はインドが最大(31,000,000人)、総人口に対する割合でいうと、コロンビアやイランなどが上位に。 ベトナムは障がい者の数が多くなっていた。

ホテルのバイキング朝食と同じくらい好きな屋台空間

あと、いつかホーチミンに戻った際に泊まってみたいところ。ホーチミンのホテルってコスパ良くて、サービスも施設設備も整っているので結構どこもオススメ。競争が激しい分、悪いところは自然淘汰されている印象。

M Hotel Saigon 
Silverland Inn Hotel 
Silverland Yen Hotel 

これであと、こっからチェンナイまで直行便で戻れたら最高だなぁ~!

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