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宇宙の闇をみにいきましょう~ブラックホール~【プラ寝タリウム】

★「プラ寝タリウム」台本を記録しています。
★「プラ寝タリウム」は星空のお話で、皆さまを心地よい眠りへとお誘いし、心の疲れをホッと癒します。
★himalayaという音声配信プラットフォームで上映しております。
★noteの文字とともに、オルゴールの音+cocoaの声もお楽しみいただけましたら幸いです。
★台本の引用や朗読など大歓迎です!ただし、ご縁を大切にしたいので、ご利用の際にはnoteやTwitterなどから一言お声掛けいただけますと幸いです。
★あなたと今日もご一緒に「ホッ」とできますように。

優しい太陽が、西の地平へと眠りにつくと、空の色が魔法のように変化して、星々が輝きを放ち始めます。この、星々の光ですが、宇宙の「闇」には吸い込まれてしまうと考えられています。
今回の上映では、皆さまご一緒にブラックホールをみにいきましょう!

突然ですが、ご来場のお客様の中に「闇」を抱えられている方はいらっしゃいますでしょうか?もしかしたら、全員が何かしらの闇をお持ちかもしれません。キラキラと輝いているように見える人でも、何かしらの悩みや苦しみ、闇の部分があるものです。

同じように、宇宙にも「闇」は存在します。キラキラと輝く天体が無数に存在している宇宙にも、物理の法則が通用せず、きわめて高密度で強い重力が発生し、光さえも脱出できないとされる空間があります。
それが、「ブラックホール」。

2020年のノーベル物理学賞に、ブラックホールに関する研究で大きな貢献をした研究者らが選出されことは記憶に新しいですね。
当館でも、同年の11月11日に、研究にまつわる上映をさせていただきました。しかしながら、あまりにも難しい内容のため、冒頭から熟睡できたという方が多い上映回だったかと思います(もちろん、これは安眠星空解説員のcocoaとしては大成功の回だったと自負しています)。

なお、ブラックホールについては、現在も多くの謎が残されています。世界中の研究者たちが、新たな理論の構築やまだ見ぬ宇宙の姿の観測をしようと今日も研究に取り組んでいます。
宇宙にはまだまだ、私たちが知らない、多くの秘密と驚きが隠されていると考えると、その一つである「闇」も大変興味深いもののように感じられます。

自分自身の闇を見つめたり、誰かの秘密を覗いたりして何だか眠りにつけないなぁというお客様がいらっしゃいましたら、ぜひとも星空を見上げて、そのまま顔を上げることにつながり、心も上向いていきますように。
そして、どうぞこのままの笑顔で、素敵な夢をみることができますように。

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