妊娠してつわりを経験して、キリコに思いを馳せる。
お久しぶりの投稿です。
現在妊娠4ヶ月、まだまだつわりがあり、特に夜は気持ち悪くてご飯も食べれず寝たきりの生活を送ってます。
なんとか週4の仕事をこなし生きてますが、
10週目はほんとーに、ほんとに気持ち悪くて何もできなくて3日ほど仕事を休みました。
当初は、入社して早々の妊娠報告やら欠勤で気まずいわー(°_°)
と思ってましたが、
入社後速攻辞める人や、私以上に欠勤する人も結構いるので、
正社員ではない身軽さを感じています。
さて、「つわり」ですが、噂には聞いていましたが、
ほんとーに、辛い。
少子化に影響してると思うくらい、辛い。
今までつわりの辛い体験談を聞いても、自分には関係のないこととして聞いていたんだと身をもって感じました。
当事者になってみて初めて身に染みる。痛いほど。
いったいいつ終わるの…?
ただ時間が過ぎるのを待つ毎日で、1日1日を生きるのがやっとでした。
気を紛らわす術は眠るのみ。
お出かけなんてもってのほかだし、
YouTubeも映画も読書もテレビも漫画もお喋りもしんどいだけで、
体調不良に勝る気分転換の術は皆無でした。
以前とは全く違う体調の日々を送る中で、
妊娠はまだ終わりがあるからいいけど(十月十日)、
これ、持病とか障害がある人で、
痛いとか、気持ち悪いとか、身体が怠いとか、痒いとか、
そういう不快と不調を抱えて、終わりがない(完治しない)人って、
めちゃくちゃ生きるの大変だろうな。
なんてことを考えるようになりました。
体調不良を上回るほど猛烈にハマれる何かがあったり、
成長を見届けたい人がいるとか、
そういう強いモチベーションが無いと、
生きることは辛すぎる。
私なら死にたくなると思う。
医療が発展した関係で、大病や大怪我をしても命を繋げられるのは素晴らしいことですが、
生き続けるその先の生活の質にもよります。
自ら命を終わりにしたくても、
身体が動かなくてそれができない人もいるわけで、
生き続けることも、命を絶ってほしいと家族に相談することも
どちらも大切な人に大変な思いをさせてしまうことで、
とても難しい、とても繊細な問題です。
ブラックジャックのキリコの正義はここにあったのか。
と、布団の中で思いを巡らせ、
手塚治虫へのリスペクトが深まったつわり生活でした。
それではまたね。
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