10月になって思うこと。

朝晩涼しくなって、猫が布団にもぐって寝るようになった。いい季節だ。でも、決して一緒に寝てくれない。昔いた猫たちは、こぞって足の間に入ってきて、思わずひぁあああっ！と声を上げたもんだけど。まったく今の若いやつらときたら。

それはさておき・・・

どの季節がスキか

そう聞かれたら間違いなく「ダンゼン、秋！」と答える。

なぜか？
ジブンが生まれた季節だから、というのももちろん、ある。が、しかし。

秋がスキな人って、たぶんよくばりだと思う。

だって、春は「花よりだんご」で、どっちか選ぶでしょ？
冬は「雪隠で饅頭」で、独り占めするでしょ？（これもある意味強欲？）
夏なんて「夏の餅と夫婦喧嘩は犬も食わぬ」で、何も食えん。

○○の春、といえば「プラハの春」「アラブの春」だし、
××の冬、といえば「核の冬」だし、
△△の夏、といえば「菊次郎の夏」「キンチョーの夏、日本の夏」って・・・。

その点秋は、「実りの秋」「芸術の秋」「食欲の秋」「読書の秋」「運動の秋」・・・ってほら！

何だかこじつけのような気もしないでもないけど、盛りだくさんで、よくばりなジブンはすべてスキだから、やっぱり秋を選んでしまう。

最近よく見聞きすることば

それは、ターニングポイントということば。今日なんて、朝のテレビと、ネットニュースとYouTubeの動画と、SNSのポストと・・・

とにかく、いろいろな場所で見聞きしてしまった。

たぶん、無意識に目に入ってくるだけの偶然の重なり、だとは思う。でも、生まれた日に限って「この秋はターニングポイントになります」って、いろいろな人が言ってるから（聞いてもいないのに）。

そう思っておこうか。まぁ、そう言っていれば何割の人かは、そうなるかもしれないしね、ジブンも含めて。

どんなターニングポイントが来るのか、想像はできないけれど、想像するとドキドキする。そんな10月のはじまり。

あ、ちなみに夏の暑さと、冬の寒さと、春のざわざわ感が苦手です。つまり、秋しか残ってないという・・・