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コメダで何食べる?

テレビを観ていたらコメダ珈琲特集をやっていて、家族全員が「コメダに行きたい!」という気持ちになったので、週末みんなでお茶をしに行ってきた。

本当は玉子たっぷりピザトーストを食べるためにランチの時間に行きたかったのだけど、子供たちのやる気を引き出すのに手間取り、結局お茶の時間になってしまった。

昨日はあんなに「行きたい!」ってなってたのにいざとなるとやる気がなくなってなかなか動き出さないのは困ったものだ。私もまったく同じタイプであり、それは子供たちにもばれているので面と向かって注意はできないけども。

出かけてしまえば楽しいことは分かってるのに、出発直前にやる気がなくなってしまうこの症状、なんか名前付いてそうだと思って調べたけど特に見つからなかった。絶対あると思ったのに。

それはさておきどうにか家を出て、15時くらいに近所のコメダに到着。そんなに混んでなかったので無事に席を確保して注文する。

妻がケーキセット、長女がメロンソーダ、次女がアイスココア。

妻と娘たちはいつもだいたい同じものを注文する。メニューを開いているけど開く必要があったのか?と思うくらい毎回同じものを頼む。

コメダに限らず、うちの家族は1つ気に入ったメニューを見つけると次からそれだけを頼む傾向がある。このファミレスならこれ、このうどん屋さんならあれ、みたいな感じだ。

私は逆に食べたことがないものがあったらそれを頼む。家族からは「また変わったもの頼んでる…」という目で見られるけど、まだ食べてないものの中にとんでもなくおいしいものが隠れているかもしれないではないか。

そんな思いでメニューを開き、期間限定の「GODIVA シロノワール きゅんハート」という新メニューを見つけたのでこれは食べてみなくては!と頼んでみた。

おっさんの口で「きゅんハートを…」と注文するのは恥ずかしかったし子供たちの視線も何だか痛かったけど、おいしさ探求のためだと耐える。

運ばれてきたきゅんハートのシロノワールはハート型になっており、そこにルビーチョコソースがかかっていてバレンタイン感溢れる美しい見た目だった。味もフランボワーズソースの程よい酸味がマッチしておいしい。

一口食べてうむうむと味わっていたら、長女が興味を持ったらしく「ちょっとちょうだい」と言うので皿を渡す。

「おいしい!」「そうなの?どれどれ」という感じで妻や次女も興味を持ち、私のもとに帰ってこないままきれいに食べつくされてしまった。

私がメニューを新規開拓して味見し、良さそうなら妻と子供たちがかっさらっていく、というのはいつものことだ。私はそれを見越して色々注文できるし、妻子もリスクなく次なる定番メニューを見つけることができるので、きっとこれがお互いにとって良いやり方なのだろうと思う。まあもう一口くらい食べたかった気もするけども。

なんてことを考えつつ自分を納得させ、お茶を楽しむ家族を眺めながらカフェオレについてる豆菓子をポリポリ食べる。

初めてコメダに子供たちを連れてきたときには子供たちがこの豆菓子を気に入って親の分も奪って食べていたものだけど、今日はまだ自分の分にも手を付けていないようだ。

そういえば前回来店した時、帰り際に子供たちが「もっと豆をよこせ!」と騒ぐので100袋入りのセットを買って帰ったのだった。

最初は喜んで毎日のおやつにポリポリ食べていたのだけど、案の定途中で飽きてしまい、半分の50袋まで減ったところでぱったり食べなくなった。その結果残った豆は私の仕事の合間のおやつになったのだった。いやおいしくいただきましたけど。

まあこれで子供たちが「なんでも欲しがればよいものではない」ということに気が付いてくれたならそれで良いか、なんて考えていたら次女が帰りにレジで「鬼滅の刃コラボの豆菓子10個入セット」を見つけて「食べたいから買ってくれ!」と言い出した。

すっかり忘れてしまってるじゃないか。

そんなことをワイワイ言いあいつつ店を出て家に帰ったのだった。

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