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仕事復帰して、新規事業やって、メンタル落ちちゃって。

前回の投稿はおおよそ一年近く前。
その時は、二度目の休職について書いていました。
今回は、休職時期に何を考えていたのか、その結果何を決めて、今どうなっているかについて書きたいなと思います。

1、休職から最初の2ヶ月
2、転職活動もしていた休職後半2ヶ月
3、今の思いとこれから

1、休職からの2ヶ月


前回記事を書いた時は、適応障害を発症して休職することになりました。
何をするにも焦りや苛立ちを感じてしまう状態で、抑うつ状態もありました。
あまりに気が立って、家族が乗っている車を運転しているときにアクセルをベタ踏みしてしまうことも。

メンタルクリニック行って、適応障害と診断され、休職することになった以降は、とにかく仕事から離れて心も体も0にしてしまうことを心がけていました。

朝起きて、ちょっと散歩して、規則正しく生活する。
家族とお出かけしたり、本を読んだり、ただただゆったりとした時間を過ごす。

そんな時期を2ヶ月ほど過ごしました。
そのうちに、徐々に気持ちが落ち着いていって、今後のことを考えるようになりました。

2、転職活動もしていた休職後半2ヶ月


落ち着いてきたときに考えたのは、今の職場に残って仕事を続けていくのか、それとも他の道を見つけるのかということでした。

強い気持ちを持って働いていたUNROOF。
その事業に対する気持ちは決して嘘ではなかったけど、振り返った時にどこか「しなければ」という気持ちでやっていたことに気づきました。
「こういう立場なんだから、こうしなければ」
「もっと自分がこうならなければ」
よくわからない義務感で仕事をしていたと。

結果的に、自分で自分を苦しめて、ニッチもサッチもいかない状態になっていました。

そんな状態で続けていっても、結局共に働くみんなにとってもプラスになることはない。
そう思い、まずUNROOFを離れることに決めました。

その後、心と体を安定させるためにも、地元の福岡に帰ろうと決めました。
ただ、何をするかはまだ決まっていなかったので、障害に関わる仕事や人の成長を促すような仕事、いろいろな方面で仕事を探りました。

ボーダレス代表の田口にも相談して、グルグルグルグル巡った結果、最終的にバングラデシュの雇用創出を目的とするOEM事業を立ち上げることに

就労移行支援で働くことも考えましたが、最終的に
「多くの人の働く可能性を広げていきたい」
「働く選択肢を増やしていきたい」

そういう思いが強かったので、だったら自分で仕事を作っていって、選択肢も増やしていくのがいいんじゃないかと思い、これまでの経験も生かされる革製品のOEM事業を立ち上げることにしました。

3、今の思いとこれから


新規事業を立ち上げることになり、4ヶ月の休職を経て、福岡に帰ってきました。
正直、まだまだ体調が万全でない状態で、いきなり新規事業の立ち上げに関わっていくことなんてできるんだろうかという不安もありました。

それでも、昔から知っている大好きなバングラデシュの仲間たちと改めて関わっていけるという喜びや、この事業を通じてより多くの人の可能性を広げていけるかもという希望を持って新たな仕事に取り組むことができました。

気づけば、最初は1人だったこの事業も、新卒2年目のメンバーが1人入ってくれて、4月には新卒が3名、つい先日はビジネスレザーファクトリーで共に商品開発をしていた仲間も加入。
なんだか賑やかな事業になってきました。

日々大きな変化のある新規事業の立ち上げ、次から次にくる仲間たちとのやりとり、怒涛の日々の中で流石にちょっと無理がきたのか、最近はちょっと不眠になったりメンタル落ちたりという状況でした。

メンタル落ちちゃった時に、
「あー、やっぱり体調のアップダウンが大きい自分には、新規事業引っ張ってくなんて無理なのかなー」
と思っていたのですが、それでもなんとか頑張れたのは、誰よりも自分の味方でいてくれる家族がいてくれたから、そして、一緒に働くバングラデシュや日本の素晴らしい仲間がいてくれたからだと思います。

これからもきっと、心も体も大きくアップダウンすることはあると思います。
それでも、そんな自分が心の底からやりたいと思うことを実現していくことが、同じように苦しんでいる人の力になるんじゃないかと思っています。

どんなにきつくても、無理してやっていくのではなく、きつい時はきつい、無理な時は無理だと、自分に正直にやっていきながら、それでも活躍できる場を作っていきたいと思います。

「誰にだって価値がある」

その思いを胸に、でも、無理はしすぎず、自分らしくこれからも頑張っていこうと思います。


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