再出発〜自分に正直に生きる
1、仕事復帰
さて、最初のnoteに書いていましたが、おおよそ2ヶ月ほど前に私はバセドウ病を発症しました。バセドウ病というのは、甲状腺の病気です。
その後、早く症状を安定させるため、1ヶ月程度仕事をお休みすることにしました。
休職から1ヶ月半、ようやく病状も安定してきたので、来週から仕事に復帰することになりました。
それもこれも、周りにいるみなさんが支えてくれたおかげです。
40歳といういろいろ変わり目の時期に、そして働き盛りの時期に、1ヶ月半ものお休みをいただけたことは本当に貴重なことでした。
決して体調は良くない中でしたが、一度何もかもを忘れて、あらゆるものをデトックスして、ゆっくりとした時間を過ごせたことは、本当に幸せなことでした。
家族とこんなに長い時間を共にできたことは本当にかけがえのないものでした。
まずは、そんな時間をくれた仲間そして家族に最大限の感謝。
2、休職前にやっちまったこと
先日アップしたnoteにも書いていましたが、お休みする前「肩書き」というものに私は縛られていたなと感じています。
自己紹介の文章を書いていましたが、私はあるきっかけから、UNROOFという精神・発達障害があるみなさんの仕事の可能性を広げる事業の責任者となりました。
しかし、元々圧倒的に苦手だったことを含めて、いろいろなことが重なり、私の頭も体もショートしてしましました。
そして、目の前が真っ暗になったのです。
東京にきた当初より「革製品工場の生産管理」を担当すべくやってきていたのですが、恥ずかしながら「段取り・整理が一番苦手」な私がその仕事を担当していたのです。
上京してから2年余り、本当にいろんなことがあったので、その中でそこまで苦手なことに向き合わずにこれていました。
しかし、年明けから事業全体の責任者となり、事業の方向性、工場の生産性向上、販売戦略などなど、様々なことを考える必要がありました。
特に「工場の生産性向上」は最優先事項。
苦手かどうとかではなく、否応なくここを改善していく必要がありました。
目の前のことが見えていて、突っ走っているときにはわからないものですが、いざフリーズしてしまうと、本当に全てが止まってしまいます。
結果を出せていない焦り、みんなの将来がかかっているというプレッシャー、様々なものを抱え込んで、最終的に体調を崩してしまいました。
自分ができていることすら見えなくなっていました。
今思えば、自分のできないことは、できる人を探してくるとかすればよかったんでしょうけど、それすら見えなくなってたんですね。
お休みし始めてしばらくは、仕事のことを考えると動悸が強くなったりもしていましたが、徐々に落ち着いて考えられるようになりました。
いろいろフラットに物事を考えられるようになって振り返ってみると、特に以上の点が良くなかったのかなと感じました。
1、多くのことを自分一人で抱え込んでしまった
2、自分に正直でなかった
3、コミュニケーション量が足りなかった
一つ目は、「多くのことを自分一人で抱え込んでしまった」ということ。
結構、初めてマネジメントをしたり、リーダーになった人はありがちなんじゃないでしょうか。
自分がやったほうが早いから、やる人がいないから、そんな理由からどんどん自分がやる仕事が膨れ上がってしまうんです。
当たり前のようで難しい「仕事を任せる」ということ。ここに一つつまづいてしまいました。
二つ目は「自分に正直でなかった」ということ。
現場のみんなのことは嫌いじゃないし、UNROOFという事業の理念にもすごく共感している。
でも、どこか「無理をしていた」ように後から落ち着いて考えると感じました。
「周りが期待しているから」「代表だから」というよくわからない足かせを自分でかけていたんです。
結果、「我慢」する結果となっていました。
仕事でもなんでも、「忍耐」が必要なことはあります、でも自分をねじ曲げて「我慢」してしまうとどこかで限界がくるものです。
三つ目は「コミュニケーション量が足りなかった」ということ。
自分がいっぱいいっぱいになってしまったあまり、一緒に働くメンバーとのコミュニケーションの量がとても少なくなっていました。
それは、決して一人と何時間も毎日話せということではなく、毎日少しずつでいいのでコミュニケーションをとることが大切だったんだと思います。
そんな少しのことが積み重なっていって、大きな溝ができてしまったのです。
以上の3点が特に大きな要因となり、結果私は体調を崩してしまいました。
3、「いちヒロヨシとして」
この3つの中でも特に、
「自分に正直である」
ということはとても大切なことだと痛感しました。
「誰かにやらされている」「やりたくない」
ではなく、
「自分がこうしたい」「やりたい」
という心からの気持ちから動くということが大切なんです。
それは決してわがままを言うということではありません。
自分を押し殺して、我慢し続けていると、結果的に周りにも影響が出てしまうのです。
誰のためにもならないんです。
誰かを幸せにするには、まず自分が幸せである必要がある。
そう私は強く感じています。
何事も忍耐は必要ですが、このまま死んだほうが楽、とか、自分には価値なんてないと思うくらいなら、いっそのことその場から逃げてしまえばいいんじゃないかと思います。
「生きていればなんとかなる」
先日最終回だった半沢直樹でも、奥さんのはなちゃんが言っていました。
ちなみに、そんなことを私に気づかせてくれた人たちがいました。
今の職場の代表であるタオさん、そしてボーダレスの繋がりでご縁があった海野さんです。海野さんと話して、自分の視界が曇ってしまった時にコーチングってすごい力があるんだなと実感しました。私もそんな風に人の背中を押せる人間になれたらと思っています。
と、そんなこんなで、いろんなことを忘れて、いろんなことを考えていたこの1ヶ月半。
来週より私は事業責任者かどうかなんてことは取っ払って、
「いちヒロヨシ」
として働いていこうと思います。
それは、肩書きがどうとかではなく、素っ裸の私自身として。
そんな今の私の叶えていきたい思いは
人の苦しみを取り除き、人を勇気づけ、人をつなぎ、人を幸せにすること
です。
振り返ると、この思いは昔から今まで実は変わっていないんです。
私のやれること、やりたいことを通して、できる限り多くの人を幸せにしていきたいと思います。
〜私のこれからのnoteについて〜
なんだかブログって多少着飾ったことを書いていくほうがいいのかなとも思うのですが、私はできる限り
「ありのまま」
書いていきたいと思います。
どれだけの方が読んでくださっているかわかりませんが、
いいところも悪いところも含めて自分
なので、これからもそんな私のことを見て、少しでも誰かの気づきになれば幸いです。
”しくじり先生”だったり、”家ついてっていいですか?”って、そういうところがいいんでしょうねw リアルというかなんというか。
それでは、引き続きどうぞよろしくお願いします^^
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