【理学療法士監修】体づくりをする前に見落としがちなこと
こんにちは!パーソナルトレーナーのHiromiです!
パーソナルトレーナーや専門の方に見てもらう機会がない人へ。
姿勢を整えるためには、まず自分の今の状態を知ることが重要です。
セルフチェックしてみましょう。
といっても自分の姿勢を自己評価って難しいですよね。
わかりやすくて、手軽にできる方法が写真です。
写真を見ることで視覚的に自分の感覚のズレを理解できるため、
修正しやすくなります。
私たちは生活習慣や体の使い方の癖によって
自分にとってのセンター(中心)の感覚にズレが生じています。
この感覚のことを、ボディイメージと言います。
(感覚について詳しくは別のコラムでお話します。)
たいして反り腰ではない、巻き肩ではない、頭が前ではない、
左右のズレはない、と思っている人ほどずれていることが多いです
私は今まで3000人以上の方々の姿勢をみてきました。
パーソナルトレーナーとしてトレーニングを初めてからは
お客様の姿勢の写真を撮り、
自身のイメージとのギャップを理解してもらうため、印をつけてフィードバック・アドバイスしてきました。
↑例えばこれは私の写真ですが、
このように肩・骨盤・背骨・膝・重心位置など印をつけています。
どこがどうなっているかをまず自分で知ってもらうためのツールとして写真はとても有効活用できます。
写真をお送りしたあと、多くの方は愕然としています
多くの方がご自身の姿勢をこうして視覚的にまじまじとみたことが無いようです。
「姿勢は特に悪くないと思っていた」
という人ほどひどい姿勢のことも多々あります。
もちろん、写真で捉える事実は限界があります。
パーソナルトレーニングの際は写真を撮るだけでなく、しっかり骨を触り、動きをみながら総合的に姿勢を捉えてその人の癖や姿勢をお伝えしています。
でも1人で簡単に行うならまず写真を撮ってみましょう!
写真を撮ったあと、実際にどうチェックするかもお伝えしていきますね^ ^
※注意:ここでの姿勢の見方は、あくまでも専門知識が少なく、おおまかにセルフチェックしたいという一般の方向けの記事となります。定量的に細かく、専門的にセルフチェックしたい方はご遠慮ください。
1. 写真の撮り方ポイント
写真を撮る前に、撮り方のポイントをおさえましょう!
撮影後にセルフチェックしていくときに、
再度撮り直さないといけない、となると面倒ですよね。
事前にポイントをチェックして撮影してみましょう^ ^
↑このように4方向から4枚撮ります。
●ポイント
・できるだけ体のシルエットが見えるように体にフィットしたピチピチめのお洋服
・髪の毛は耳にかけて耳が見えるように
・骨盤の向きが見えるように、上着は密着させる or 下衣の中に上着は入れる(その際、服のラインが凸凹しないように綺麗に)
・膝のお皿が見えるように、下衣は膝上かレギンス(黒色だと影が潰れやすいため黒以外の色がおすすめ)
・足のゆびが見えるように、靴下は5本指か裸足
・肩周りや肘、手のひらが見えるように、ノースリーブ
●カメラ設置のポイント
・少しでも角度が斜めになると正確に姿勢を見れないため、真正面、真横、真後ろ、確実に。若干カメラが上下・左右にずれていると姿勢も誤った捉え方をしてしまいます。
・足元もよく見えるように、カメラのレンズは骨盤の高さかやや太ももあたりから撮る
・頭の先から足先まで全身が映るようにする
・背景が1色 or シンプルだと見やすい
※注意:撮る前に下記を読んでしまうと意識して立ってしまうので、
まずは下記を読む前に写真を撮りましょう!
2. どこを見るか
全部みるとするとこれらです。
①骨盤&背骨
②足ゆび&かかと
③重心位置
④膝
⑤肩甲骨&腕
⑥左右差
多いですね。
相当マニアックな方でない限りうんざりすると思います。
そんな方はせめて上から3つだけでも
①骨盤&背骨、②足ゆび&かかと、③重心位置
しっかりみておきましょう
骨盤は体の中で上半身の土台、
背骨は支柱、
足裏は立った時の全身の土台、
重心位置はどこに負担がかかりやすいかの重要な指標になるからです。
では今から、撮った写真を下写真のように作図しながら、
セルフチェックしていきましょう♪
①骨盤&背骨
まず、自分の骨盤はどちらへ傾いているか、を把握しましょう
「一生使える体へ」をコンセプトに今後も情報発信、活動に努めます。本や勉強、イベント会場費用など活動のために使わせていただきます。サポートしていただけるととても嬉しいです。ありがとうございます。