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【理学療法士監修】日常で下腹を使うコツ4つ−使ってない人は将来ヤバイ

日常で下腹をおさぼりしている人、

下腹ぽっこりにお悩みの人、

腰が痛くなりやすい人へおすすめの記事。


日常で下腹を使う癖がつくことが目標。

基本的に上半身の荷物は立てて載せておくこと。

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1. 立って下腹を使えないとこうなる


◆腰痛

腰はただでさえ重い頭(約3〜5kg)を支えて負担のかかる関節です。

腹部のインナーマッスルが働いて、内圧がかかることで腰が安定し、守られます。

特に腹横筋はコルセット筋と言われるほど、コルセットのように腰周りを囲み、腰椎を守ってくれる筋肉です。

仰向けで寝て行う腹筋トレやアウターマッスル の腹直筋が強い人でも、腰痛が発生する理由の1つは、

立って使う腹筋(姿勢保持の筋力)のトレーニングを行えていないことも考えられます。

◆肩こり

骨は下から積み上がる積み木のようなものです。

骨盤が傾いていると、釣り合いをとるように胸を張ったり、頭を前に出す姿勢になります。

腰部が安定しなければ、首〜肩上部の筋肉を余計に使わなければ姿勢が保てないから凝りやすくなります。

◆尿もれ

腹横筋は骨盤底筋群と筋膜でつながっています。腹横筋が収縮すると、骨盤底筋も自然と収縮しやすくなります。

よく産後に尿もれが起きやすいのは、腹筋が引き伸びた状態で収縮不全に陥りやすいことも関連しています。

腹横筋を使うときに、ついでに膣も閉める意識だとより相乗効果でどちらも力が入りやすくなります。

◆疲れやすい

腰痛や肩こりの作用機序と同じで、下腹を使えずに腰部が安定せず、

無駄に脚や上半身の力が必要となり、疲れやすくなります。
  
◆背骨の障害

特に腰椎の障害が起きやすくなります。

ギックリ腰、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなど。

特に女性は閉経後に骨粗鬆症になりやすく、圧迫骨折のリスクも高い。

◆脚は痩せているのに下腹がぽっこりしてくる

下腹の消費エネルギーが少ないため、脂肪がつきやすくなります。

日常の姿勢や動くときに、下腹を使う癖がないかも。もちろん食生活こそ関与!


2. 立って下腹を使えていない原因

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