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名医の持ってるもの

名医の持ってるもの
メス、薬草、言葉

ほんとにその通りです。
今日はとても腹立しい出来事がありました。


大して関わりのないお医者さんから傷つく言葉をたくさん言われたみたい。


「3割治ったらいいと思って頑張って」


なにをもって3割なんだろう。
そもそも専門医でもないのに、
同じ病気の症例数、そんなに診てますか?
おたくの病院より余程大きい総合病院にかかって、神経内科の専門医に診てもらってますけど
そんな言葉、言われたことないよ。

オットも、じわじわ悲しくなって、不安になって、私に電話する前に携帯で調べたんだって。

「ほんとに、今の状態から3割しか良くならないのかな。」
って呟かれて、思わず泣きそうになった。
家族に会えずに孤独にひたむきに、良くなることだけを信じてリハビリに励むオットをそんなに追い詰めたお医者が憎い。

「ネットで調べたけど、そんな数字どこにも書いてなかった。同じ病気で、悪くなった人もいるけど、日常生活に戻れた人も沢山いるって書いてる。そうだよね?」

って不安そうに聞いてきた。

そうだよ。そうに決まってる。
だって、主治医は、
リハビリしたら元に戻れる!また歩ける!
って言って送り出してくれたもの。

そもそも、オットのリハビリを一度も見てない、しかも今回のたった5分程度の流すような診察で、そんなこと決めつけるな!😡

私も久々に怒りすぎて瞼、痙攣した!



前の病院の、オットの入院記録にも、
とても考えさせられることがあったな。

隣のベッドに運ばれたお爺さんが、ガンだったことがわかった日。


なかなか連携の取れてない病棟だったから
ナースコール押しても人が来なくて、
何度も粗相してしまって、
「こんな身体が嫌だ」と泣いてた、って。

カーテン越しに聞こえてきて、
止まないナースコールより、おじさんたちのいびきより、
このお爺さんの泣き声が一番辛かったって言ってた。。

今、緩和ケアで穏やかに過ごせてるかな。😔
孫命!らしく、目があった時に、
「小学生!かわいいの!」って手紙見せてくれて、いきいき喋ってたらしい。
でも次の日、「ごめん、4歳でした、孫。」ってとんでもない間違い方をするチャーミングなおじいちゃま。

余命わずかなご老人が、緩和ケア病棟で大切にされてますように🌷


言葉は人を救うし、簡単に崖に落とす。

インスタは同じ難病の方も繋がってて、
同じようにモヤモヤしてくれて、
いつもすごく救われる。

1人でたたかってるんじゃないんだな。

自分も改めて肝に銘じて、大事に言葉を使っていこうと思う🌷

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