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こどもがえりweek

みなさん、すっかりご無沙汰してしまってます‥‥
仕事やらオットのことやらなんやら、目まぐるしい毎日で、やはり私の人生の中でゆったり暮らすっていうオプションはないらしい。笑

実は、チラッとお話ししたけど、一軒家をついに買うことになり!🏡✨
というのも、環境が整っていないとオットを退院させられないからというなんとも背水の陣的な選択にせまられたからというのもある。

やはりオットは思うようなとびぬけた回復はしていなくて、これは車椅子が必要なのでは?という話になったのだ。
なんなら、肩の可動域的に車椅子を漕ぐことすらいまは難しいから、買うなら電動車椅子がおすすめです、と言われて‥

それまで私たちはどうしても、自分の足で立つ
ということにこだわりを持ってた。
だって、そこを諦めてしまったら
いままでの努力に負けてしまう気がして。

なんだか車椅子を使ってしまったら
もう2度と歩けない気がしてしまってた。

道具をつかって楽に生きていくだけじゃない!と
受け止めようとはするけれど
心で受け入れることは難しい。😢

前回こけてしまって救急搬送されてから、私はすっかり弱ってしまって、
何度もソーシャルワーカーさんとの面談でオエオエ泣いてしまった。

悲しくて、不安でどうしようもない気持ちが成仏してくれないかぎり、現実的なことが全く考えられなくなってたのだ。😢

「主人はまだ30代なのに、歩くことを諦めないといけないんでしょうか。」と聞いた。

「そんなわけないじゃない!車椅子を使うことは負けじゃないよ。車椅子=歩けなくなる、じゃないから。大丈夫。」

となだめてもらえて、ようやく受け入れられた。😢文字に起こすと、シンプルなことなのに、その時のわたしにはなかなか受け入れられない。
それくらい追い詰められていたのだ。😔

ただ、車椅子を作るにしてもステップがあるらしく、それを鬼のスピードでやらねばならないとその後知らされる。

車椅子フィッティング
メーカー比較、見積もりとる
町へ申請
判定会へ出席(月に2回しかない)

これに1か月かかるかも。

そしてなんせこのまえに住民票の異動をしなくてはならない。

それと同時に、
移住の助成金の申請や
家の購入手続き、
リフォームの段取り、
福祉用具の検討、
その他福祉サービス(訪問看護、訪問介護、訪問リハ)の打ち合わせ
引越しの手続き関連、、、

え、これ全部ワテがやるの?😂
オット助けて!と思ってるあいだに

オットは2回も肺炎になってしまい、、、
今も誤嚥性肺炎の治療中😭


オットとの連絡も途切れ途切れの中、

フルタイム勤務で諸手続きをひとりでこなすのはなかなかのキツさ。
風が吹くだけでイライラしてた。
命の母、ユンケル、なんでもいいからこのイライラを止めてくれ。笑
(これに子育てなんかしてたら気が狂ってるだろう。世の中の親はすごい。)

※ちなみに、今も別になにかが片付いてるわけじゃない。笑
いつもいつもなにかの連絡に追われてて首の皮一枚(通称クビイチ)である。

せまりくる引越し、1ミリも片付かない家
‥まずい。

ってことで人生初の家事代行サービスも頼んだりしてみた。
スーパーウーマンみたいなパワフルなおばさまがきてうちの惨状を笑い飛ばしてくれながら
たった2時間でこれ+ベッドの分解までしてくれた。(実際引越しの時はこの4倍くらいのダンボールになったよ。ゾゾゾ)


てなわけで、引越し前日には困った時の親頼みで、両親を召喚し、1日かけて必死に荷造りをした。
もう引越しはコリゴリだと毎回思う。


新居は新居で、まだリフォームが入っていないのと、実はトイレの移設なんかもあってすぐにすめる状態じゃないので、今実家に身を寄せさせてもらっている。

思ってもみない親子で暮らす時間かできた。


私のノートを前から読んでくださっている人はおわかりだろうが、わたしはきょうだい児で、子ども時代に寂しい気持ちを封印して生きてきた。



両親がいたりいなかったりする中で妹と帰りを待つ日々。
それが今は逆転で、妹と私は家を出て
兄と両親の3人で暮らしている。
わたしは県外の大学に行かせてもらったので、兄が病気になってから、家族全員集合で暮らすという期間がほんとにわずかしかなかった。


思いもよらぬ、期間限定実家暮らしに、
両親は盛り上がっている。
上げ膳据え膳はもちろんのこと、頼んでもないデザートまで出てきて、毎日お誕生会状態だ。笑

自分が作らないご飯てなんておいしいんだろう。
お父さんは私の洗濯物までしてくれる。😂
本当は私が色々やるべきだけど、嬉しそうに私のことをしてくれる両親を見ると
黙ってやってもらうのも親孝行かな、と思いだしてきた。


実家に帰ってから、母が弁当を持たせてくれる。
高校生のとき、母は兄の病院との往復でどれだけしんどくても、欠かさず弁当を作ってくれた。
母の弁当をたべると、さみしさと、愛の味がする。

あと何回、このお弁当を食べられるかな。

思いもよらないこども返りをさせてもらった。
これもオットのおかげかもしれない。

サポートありがとうございます。 大好きなオットのために、使わせていただきます🙏