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ふだんの3倍しゃべった日

今日の夜はゼッタイ ホットヨガにいくと決めていた。
なんてったってイキって通い放題プランにしてますから。

けども、珍しく、今日はいろんな人と話す1日になった。

まずつ1つ目は詐欺まがいの電力会社の営業。
「1分で済むから!この辺の人みんなに確認してるんで!」
となぜか強気な感じで、玄関先から微動だにしない。

電気料金安くなるから!とまくし立てられ、
「とりあえず、電気料金の明細貰えますか❔」

と。なんの義理で、1分前にあったきみに
うちの個人情報を委ねないといけないんだ。

元社畜を舐めるなよ!
「明細、全部速攻捨てるタイプなんで」
と言い放って帰ってもらった。

その後しばらくして、オットから経過の報告電話。
どうやらご機嫌は悪くないらしい。一安心。


そしてその後、しばらく連絡をとっていなかった
前職の先輩から電話。
わたしと同じタイミングで脱サラをし
今は立派に起業しているスーパーウーマン。
画面越しに見えるマイホームと、可愛い子供。
わたしにないものばかり。

でも不思議と妬みみたいな気持ちは湧かず。
なんとなく、先輩のバイタリティの強さと
わたしには持ち合わせていないぶっとい芯を感じるから。

最近の様子を話したりしながら、今副業でやっている会社が
フルリモートの事務のパートを探してるからどう❔
というお誘いだった。

まだまだ先のことが見えなくて
明日のオットの血液検査の結果すら待てない気持ちでいるわたしには
自分のキャリアをどうこうする頭のキャパが足りていない。

けれど、久々に、自分の今いるところと
違うテリトリーの人と話せて
何だか少し、目が覚めた気もする。

オットが運ばれてから、なんだか何にもする気が起きなくて
ずーーーーっとドラマに没入し、現実逃避してた。

けれど
わたしはわたしを、まだ諦めなくてもいい。
その会社で働くかは分からないけれど
少しずつ動き出そうかな。そう思えた。


そうこうして長電話してしまった後、
滅多に電話のない義母から、4回の不在着信。

せっかちなところはわたしに似ている。

開口一番
「どうなってるの!!!!!大丈夫なの!!!」
その後一気に喋り出す義母は、口を挟むタイミングをくれない。

そうだよね、息子だもの。

わたしは毎日毎日様子を見てるから、心の準備できていても
お義母さんからしたら突然だもんね。

丁寧に、時間軸に沿って説明をした。
オットはやはり、大丈夫 大したことない
としか言わないらしく、信用していないみたい。

お義母さんからしたら、オットは健康そのもので、
病気とは無縁の子だと思ってた、と言ってた。

わたしはオットの健康な状態をほぼ見ていないから
何だか不思議だ。
オットが飛んだり跳ねたり、走ったりするところなんて
想像がつかない。

お義母さんは、結婚してほとんど体調が悪くてごめんね。
本当に申し訳なく思ってるの。と言ってくれたけれど

何だかわたしがいることで病気にさせたんじゃないかと思えてきて
ちょっと悲しくもなった。

この病気がわかってからすぐ、同じ病気になった漫画家さんの
闘病漫画をこっそりお義母さんに送った。
オットは絶対に自分の病状を言わないと思ったから。

ちょっと嫌な嫁かもしれないけれど、
オットの生きづらさを、わたしの心苦しさを
ちょっと一緒に背負って欲しかった。

ほぼお義母さんの弾丸トークで終わった電話で
1日のエネルギーが一気に尽きた。

ヨガには、行けなかった。


サポートありがとうございます。 大好きなオットのために、使わせていただきます🙏