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憧れに照らされて(詩)

遥か彼方から 浮遊するように落ちてきた

石が 砕ける瞬間を見た

一筋の光に照らされて 細かく 細かく

自分も光であるように 粒子になって

砕けていった


粉々になった石 何だったのだろう

胸に灯った熱は あの煌めきによく似ている

知っている

これは燻り ただの感情の燻りだ

燃え上がることなく 心のなかで死んでいくだけ


なのに 輝きがこれを照らす

まるで 手を差しのべるように

ただ遠い その手は遠い

握れずに立ち尽くした心 泡立つ


音が聞こえる

楽器や 声や 心臓の音

伸ばすことない手が 揺れる

憧れに照らされて。



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ライブの最中、最初に浮かんでたのは光に照らされて石が砕けるイメージでした。

せっかくだから、それをもとに記事を詩にしてみました。

元になった記事は、こちら。









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