特別な時だけゲームを買ってもらえたあの頃のワクワクはいつの日か
引っ越しの初期費用30万くらいをクレジット一括で支払いをしました。
ああ本当に引っ越すんだなぁという思いと、人生で一番高い買い物だなぁという思いと、ワクワクする気持ちと、いろんなものが混ざり合っています。
そんな私は社会人になり貯金もそれなりにしていたこともあって、大きい買い物も躊躇せずに全然やっちゃうときがあります。
それこそ社会人1年目の冬のボーナスでMac Book Proを買っちゃいましたし、転職活動していたときにも脚本の学校に通うための学費数十万をささっと出しちゃいましたし、ハイスペックなiPad Proを買っちゃったし。
別に金持ちアピールをしたいわけでは全くなくて、実家暮らしだったから生活費にほとんどお金がかからず、自由に使えるからっていうのも大きいからでありまして。それに無駄で高価なものは別に買ったことはないので。
というよりもそんなことは置いといてですね、それがいいことなのか悪いことなのか、そんなことも置いといて、
子供の頃を思い返してみると、少し寂しい気持ちになります。
欲しいものを自分で稼いだお金である程度の額までは買えてしまう、そんな今の自分に。
考えてみると、子供の頃は全然違いましたよね。
クリスマスだったり誕生日だったり、正月にもらったお年玉だったり。そういった年に数回しかない特別な時にだけ高価なものを買ってもらえていたあの時代。
小学三年生のクリスマスに買ってもらったニンテンドーゲームキューブ。大乱闘スマッシュブラザーズDXを初めてやった時のあの、ワクワクドキドキ感。
あれを超えるもの、この先得られるんでしょうか。
ものでは得られないような気がします。子供という純粋無垢で多感な時期の特ですね。
もう二度とは戻れない夜。
高校生の頃からアルバイトというものを覚えて、そこからはある程度自分の欲しかったものが比較的容易に手に入るようになってしまいました。
そうして高価なものを手にした時のワクワク感を得ることがなくなってしまい、気づいたら私はゲームから離れていました。
そしてゲーム以上にワクワクすることのできたアイドル、AKB48へとのめり込んでいきました。
それ以降ゲームでワクワクすることは全くなくなっていて、スマホゲーム全盛のこの時代、私はほとんどそれが続いたことがありません。(デュエプレは思い出補正もあって2ヶ月続いた)
アイドルを好きになってワクワクすることはたくさんあったけれども、子供の頃にゲームを買ってもらっていたあのワクワク感とはベクトルが全く異なっています。
そして、あの頃のワクワク感を超えた実感は今のところないです。
いや、大学時代に大勢の観客の前で漫才をして爆笑をとったとき、あれが人生で一番ワクワクした。ような気がします。
そうなんです、もう何か”モノ”を得ることでワクワクすることってなくなってきているんです。
今回の引っ越しはめちゃくちゃワクワクしているんけど、賃貸だから家が手に入ったわけではもちろんないし、”新生活”という体験にワクワクしているんですもん。
いや、ドラクエとかを考えてみると、確かにゲームは”モノ”であるけれど、ゲームの世界という”体験”にワクワクしている部分もあります。まあそんなことをいっちゃうと話が複雑になってしまうのですけど。
いまだにディズニーランドにいくとワクワク楽しんじゃうあれ、あれも”非日常”という体験にワクワクしてることになるじゃあないですか。
あれ?そう考えると”モノ”を得ることでワクワクすることってありますか、、??確かにMacBook Proを購入した時はワクワクしましたけどね。
うーーーーん。。
とりあえず、いまは2002年に制作されたごくせんの再放送にワクワクを感じていますよ!!!
あれも”物語への没入”という意味で、もちろん”体験”のワクワクになりますけどね!!
最後までお読みいただきありがとうございました。 あなたのちょっとした隙間時間を埋めるための一助となれていましたら幸いです。それではまたどこかで。