数字への拒否反応で進まないお勉強―さんすうが苦手な私と色彩と―
昔から、数字に弱かった。
算数が、本当に苦手だった。
数学に至っては、高校レベルになると存在意義がわからなかった。
それくらい、私との相性が合わない。
今、色彩について勉強中だが、買った問題集の、できるところからやっていって、結局、残ったのは色彩について数字の番号がついている部分。
”色相”という色みの性質ごとに、24個にわけられた色を円状に並べた”PCCSの色相環”というものを、どうやら勉強しなければならない。
これを勉強しないと、このあとのトーンや配色といったたのしい勉強が、どうやらできなくなってしまうようだ。
24個、、、、、、、、、、
1から24まで、そして、それにひとつひとつの色の名前を英語にしたものの頭文字をセットにして、24種類の”色相番号”+日本語での色相名を、さらにセットにして把握しなければならないという、試練、、、、、、
例えば
紫みの赤=1:pR (purpulish red)
赤=2:R (red)
、、、、、、という感じで、これが24種類もある。
全てを暗記するというのでなく、おそらくだいたいの色みの位置を覚えておけばいいのだろうけれど、”数字” が並んでいるだけで、気持ちがめげそうになって、頭に入ってこない。
日本語、英語だけならなんとかなるのに、数字になった途端ダメだ。
ここを乗り越えても、その先にはまた新たな区分けの数字たち(トーン記号、明度、彩度の値など)が待ち構えている。
ああああああ、、、、、、、、、、、、
これを知っておかないと、配色の勉強でこの数字が離れているからどうのとか、近いからどうのとか、深くかかわってくる。
いちばん、たのしそうなところだ。
とりあえず、書いてみたらいいなと。
書いて覚えるタイプの私は、
とにかく、書いてみた。
主要な4つの色(心理四原色の赤、黄、緑、青)だけでも、位置と番号を覚えておけばいいかなと。
ただ。
テキストなどではこの、PCCS色相環という円状の表(表色系)は、実際の色がついていて、虹色のグラデーションになっている。色がついていれば、位置関係も把握しやすいが、自分で24色の色をつけようにも、24種類の正しい色のペンや色鉛筆があるわけでもない。書いたてのテキストを汚すのもあれだし、私は、最終的に勉強したノートが自分の教科書になるように自分で書いてまとめて勉強するタイプなのだ。
気づいたのは、この表は、今年改定されたテキストでも、今までのものと変わっていないこと。
そして、保育短大時代、子どもの絵について卒論を書いたときに勉強していた、色彩についての薄いテキスト的なものを発見して、寄せておいた記憶がよみがえり、みてみたら、どうやらここだけは使えそう!
干支が一周以上するくらい前の古いもの。
記憶にはないが、何かいろいろ貼って、勉強した形跡。ただ、どうやらこの形の表は、最新のテキストには載っていない。
まだ現役で使えそうな例の色相環の部分を、勉強用ノートにまとめるべく、まるく切って、書き込めるようにしてみた。
どうやら、この部分以外はあやしいので、お蔵入りになりそう。
でも、助かったー!
(で、数字を覚えられるかどうかはまた、別の問題)
ありがとう、昔の自分。
昔から、色がすきだったんだ。
まだ、色彩検定の試験を受けると決めたわけではないし、期限も何も指定されていない。
本当に興味があるから勉強しているし、そして、ゆくゆくは、”色彩コーディネータ―”という素敵な証明を頂けたら嬉しいから、たのしく独学で学んでいる。
本当は、この色相環などの数字のことをどこまで把握したらいいのか、誰かに聞きたいし、通信で勉強して試験を受けるひともいるみたいだけれど、そんなお金もないし。
どうしたら、たのしく覚えられるか、自分で開拓してみよう。
、、、、、、、、、、それにしても、別に計算するわけじゃないのに、数字が出てくるだけで、本当に手こずってしまう私。
こんな人間が、よく去年、倉庫管理のパートに出ていたなぁと。
商品を確実に管理、出荷できるように、商品名とバーコードの下3桁をセットで確認することが基本だった。
あとは、商品のバラの個数、単位、店舗ごとにピッキング(仕分け)した箱数の計算、賞味期限の近づいているものが先とか、とにかく数字にまみれていたおよそ1年だった。
もうちょっとで丸1年だったのにな、、、、、、
(はっ、ネガティブ発動の予感、いかんいかん)
貴重な経験ができた。
次は、この色彩のお勉強に生かさねば。
今、何も差し迫っていないのに、色彩のテキストを開いては眉間にしわを寄せている状態。
きっと、すきだからやりたいのに、進まなくてひとりでせかせかしちゃっている。
もう少し、のんびり行こうよ、と、自分に言い聞かせられたらいいのだけれど。
算数のほかに、歴史が苦手なのだが、今勉強している色彩検定3級には、深い歴史は出てこない。級が進めば、もっと詳しく色彩の歴史的なものが出てくるのだろうか、、、、、、
ちなみに、学生時代英語は得意で、英検2級という過去の栄光だけはある。(←英会話はできない現在、ダメな大人の例です)
高校で幸い生物をとっていたから、たとえば色の見えるときの目の仕組みなんかは、拒否反応なく学べた。
一生勉強、だな、、、、、、
社会に出ていても、出られなくても、アクティブに動いても、寝たきりでも、人生は学びの連続だ。
肩の力を入れ過ぎず、できるだけがんばろう。
今日よら明日、ほんの少し進んだことを喜びながら毎日歩んでいけますように。
未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。