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生まれたけど、私はこんなんだ

今日、36歳になった。

相変わらず一度も、ひとり暮らしもせず。
10年以上たっても、まだ鬱病で社会にも出られず。



昨日、2カ月ぶりにサポステに行けて、
今年はWordの検定を受けよう、と担当のYさんとも話してこれた。
少し、進める気がした。

でも、意気揚々と帰ってその話をしたら、
母は、自分の”検定”にまつわる嫌な過去を思い出しついでになんだか否定的なことを言ってきて、、、、、、

本当に気が滅入った。


母は、鬱調子が悪いらしく、今は特に過去が蘇ってくるらしい。


今日も、朝から、
私を出産するときの父の対応などの不満について思い出してしまったようで、朝から父に説教していた。

私もそうだけれど、
心の具合が悪いと「ごめんね」がすごく多くなる。
母は今日、何度私に謝っただろう。

夜も、
父に対して、
あのときこうだったよね、信じられない、と
36年前の許せない出来事、
私の出産に関しての父や親戚の行動に関して、
本気で怒鳴りはじめた。

今、私が台所で食器洗ったり掃除したりするのに。

いつもなら耐えてその場にてがんばるけれど、
私ももうメンタルがもたないので、
自分の任務を捨てて部屋に逃げた。

私が生まれてこなかったら、
私ができてなかったら、
こんなに苦しまなかったのか。

、、、、、、なんて、母に言ったらさらに大変なことになるから言わない。

言わないけど。


私も、自分が生まれた日にあった、
家族のいざこざなんて、
知ってもどうもしてあげられない。


『アナと雪の女王』に出てくるトロール、パビーみたいに、
「たのしい思い出はそのままに」
なんて、母の過去の辛い記憶を塗り替えてあげられるのなら、
今すぐそうしてあげたい。

母の人生は、苦しすぎる。

いや、多分苦しい人生を送ったひとなんてたくさんいるはずだけれど、
母の辛い記憶を、忘れさせてあげられたら、
もっと母が今を楽に生きられるのに、
といつも思っている。

だって、
そうでなかったら、私は聞いても何もしてあげられない、、、、、、

だまって相槌を打つことが得意ならいいけれど、
心に全部入ってくるし、感情移入過剰だから、自分がしんどくなる。

愚痴の聞き役にもなれずに、親のすねをかじっている36歳。


一生このままかな、嫌だな、やっぱり、、、、、、


生まれてきてごめんね、なんて言わないし、
言ってはいけないし、
これで死にたくはならない。

ただ、
少し、離れたい、、、、、、

父に養ってもらって、母にいまだに食事の用意全部してもらって、
恵まれていることは十分わかっているけれど、、、、、、
しかも今日発売の、今ハマっているアイドルのBlu-rayのためにお金を出してくれて、こんな年になっても誕生日プレゼントなんてもらって本当にありがたい、むしろ情けないくらいなんだけど、、、、、、



メンタル、もっと、強くなりたい。

私は、強くなりたいよ。


悔しい。


せっかく生まれたのに、
こんなんで。

結婚出産子育てどころか、自分で生活もできない。


ばりばり稼げていたら、
父との生活がしんどくなったときに過ごせる場所くらい確保してあげられるのにな、とか考えてしまう。


私がこんなんでごめんね、家族。


どんなに情けなくても、生きていくしかない。

「配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどういう意味であれ」
という、スヌーピーの言葉がある。

どうやって、勝負しよう、、、、、

戦う気は、はなからないのだけども、、、、、、



メンタルの披露したバースデーだけれど、
とりあえず、こんなに雪の少ない誕生日は初めて。


ヒヤシンスが、迷っている。

明日は冷えるらしいから、あたたかくして寝よう。


明日は、今日より少し、強くなれますように。

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。