King&Prince(5人、2人)のファンとして今、思うこと
ご存じの通り、今ジャニーズ事務所は大きな変化を余儀なくされている。
ジャニーズのアイドルは、私が物心ついたときからTVに当たり前に出ていて、歌って踊って、バラエティ番組に出て活躍していた。
”ジャニーズ”という言葉が、アイドルやイケメンという意味のの代名詞のようになっている。
でも、状況がこんなことになっている。
ちなみに私は、
性加害に関しての詳細は、探るとメンタル的に影響が大きく出そうなので
(鬱病治療中、過去に子どもに関わる仕事をしていた)
知らないようにしている。
この記事を読まれる上で、そこを理解いただきたい。
ジャニー氏は、先見の明に優れていて、エンタメに関することで現在活動中のジャニーズタレントに大きな影響を与えてきた人物だ。
所属タレントが、入所時のことやデビュー秘話を、彼のエピソードと共に笑いを交えてTV番組で紹介するのも通例だった。
どんなに彼を慕って歩んできた所属タレントも、彼が犯罪者だったと認定された今、もう、そのようなエピソードを話すことがこの先できないのだな、と思うと寂しい。
でも、それは仕方がない。
苦しむ被害者がいるのだから。
性加害に加え、マスコミTV局も関わった”忖度”問題に関しても、各社が対応を次々と発表している。
私が思うのは、
ある程度年齢が上のベテランの方々の中には、その問題を噂程度に知っているタレントもいたようだが、その当時はまだ若かったはずで、何も言えないのも無理はない。
若いタレントも含め、日々努力しているタレント自身に、何の罪もない。
私はそう思う。
ただ、毎日一生懸命、ひとを笑顔にするため、エンターテインメントを届けるために精一杯がんばっているだけ。
そういうひとたちから、事務所がジャニーズということだけで仕事を奪うことは間違っていないだろうか、と思う。
むしろ私が必要だと思うのは、
所属タレントのメンタルケアだ。
裏の顔があるということを知らずに、ただただ、恩師として慕ってここまでがんばってきたタレントも多いと思う。
有料のブログだが、Kinki Kidsの堂本光一さんのブログには、現在の苦悩とこれからの覚悟がよく表れていた。(Johnny's web)
アイドルとしての人生、エンターテインメントを作っていく人間としての人生を、彼に作ってもらいここまで活動してきたタレントが、たくさんいるのだ。
信じてきたひとが、犯罪者だった。
これは、どんなにかショックで、悲しくて、やりきれないだろう。
気付けなかった自分を責めたりはしていないだろうか。
被害者がいちばん苦しいということは大前提だけれど、
彼を慕っていた所属タレント、かつて所属していたタレントの、メンタルが今どういう状況なのか、考えると私はいたたまれない。
さて。
このジャニーズ事務所の大きな動きは、King&Princeの脱退劇がきっかけとも言われているのだが、
彼らは事務所のために犠牲になったのではない。
そんなこと言わないでほしい、、、、、、
ということはおいておいて、
彼らKing&Princeのうち3人が”辞めさせられた”のか、”自ら辞めた”のか。
辞めざるを得ないきっかけを与えられていたとしたら悲しいけれど、
この事務所に残ってKing&Princeを守っているメンバーも2人いる。
この真相に関してはいつも、
”永遠にわからない”ものとして私は考えている。
個々に対する考え方の違いで、ファンは毎日SNSで揉めているが、無駄な争いだなぁと思っていつも見ている。
本当のことなんて、本人たちにしかわからない。
し、彼らは一生、語らないと思う。
そういう状況の中、
事務所に残ったメンバーである永瀬廉、髙橋海人のふたりを、
今回のまた大きな事務所の問題のことで
「れんかい、いい加減辞めなよ」「心配すぎる」
という声が、SNSであがりはじめた。
これを言っているひとの中には、5人全員を推していてかつ、また一緒に活動してほしいと願うひとが多いだろうと思う。
すでに脱退しているメンバーを推しているひとは、ひたすら事務所を叩いている(一部であると信じたい)。
「King&Princeを返せ」という声も予想通りある。
一方、れんかい2人のKing&Princeを推しているひとは、
事務所やCM起用してくれる企業を一生懸命守っている。
彼らが決断して残った事務所だ、というのを信じていることが大きいと思う。
、、、、、、私は正直、どの意見もしっくりこなくて。
もともと、ジャニオタというわけではない人生を送ってきて、たまたまKing&Princeに出逢って、それがたまたまジャニーズ事務所のグループだった。
突然の脱退劇があって、たまたまいちばん推していたメンバーが、事務所に残った。しかし、私は5人時代の箱推しだ。自分たちの決断、という彼らを信じたい。だから、再結成がいちばんいいとは思わなくて、それぞれのやりたいことをできて、それぞれの場所でしあわせでいてほしいと願う。
仲が良いことは伝わるので、職場が変わっても”ズッ友”であることを信じている。
しかしながら、脱退劇について、半分は事務所に何かあったのかもしれないとも思っている。私は常に両面から見ている。
今回会見に出席し、タレントを擁護する発言をした元社長のジュリー氏を支持することはできないし、2人の新生King&PrinceのCDや出演映画のフライヤーなどのクレジットに、彼女の名前があると寒気がする。拒否反応はでてしまうのだ。
私は、事務所をこてんぱんに批判することはもちろんしたくない。
そして逆に、ジャニーズ事務所を応援します、というハッシュタグもつける気にならない。
会社自体に、批判も全肯定もしたくないのだ。
私が肯定したいのは、
がんばっているタレントさんたち。
King&Princeのメンバー、脱退したメンバーも含むみんなを肯定したい。
ところで、
今回のことで、
「れんかい辞めなよ」とか無責任に言うひとや、
所属タレントが炎上したのをいいことに自分の推し(脱退メンバー)をあげて悪口言ったりしているひと。
そういうことをしているひとは、ファンと言えるのだろうか。
6人でデビューしたKing&Princeは、
ジャニー氏がデビューさせた最後のグループ。
しかも、自分たちで直談判しに行ってデビューしたいう経緯もあるし、
それぞれにJr.の頃からの彼とのエピソードはたくさんあがっている。
みんなジャニー氏を慕っていて、
”世界で活躍するグループになる”という目標や、
”自分たちで全部決める”という活動スタンスを、
彼に提示されてそれを守ってきた。
過去の雑誌や映像でも、彼に対して慕ってきた様子が伝わってくる。
突然の脱退劇は、ジャニー氏亡き後のジュリー氏が社長の頃に起きている。
ジャニー氏のことは、彼らはずっと心にあったはずだ。
実際、平野紫耀はジャニー氏との約束を特に大切にしていて、
退所前にブログで
「ジャニーさんごめんねー!」
と、グループで世界に行くことが叶わなかったことを謝っている。
もちろん彼だけでなく、バラエティでも雑誌でも、各々の口から「ジャニーさん」のエピソードは出てくるし、自分たちを語るうえで欠かせない存在だったと思う。
そんなひとが、犯罪者だった。
それを知らずに、ここまで歩んできた。
彼らのファンとして、私がまず最初に思ったことは、
”6人それぞれのメンタルは大丈夫だろうか”
ということだった。
SNSでは、被害者のことなどを考えてなかなか発信はできなかったが、
れんかいだけでなく、かつて父のように慕っていたと言っても過言ではない紫耀さんをはじめ、事務所に今いるかどうか関係なく、ひとりひとりが今どんな気持ちだろうかと。
考えても、何もできないことはわかっている。
ただ、そんな中で
「れんかい辞めなよ」
「King&Princeを返せ」
が最初に出てくるなんて、、、、、、
と、私は思ってしまった。
私が間違っているのだろうか。
ちょっと、今自分に自信が極度に持てずにいる。
まず、今このときの推しの気持ちが大丈夫かどうか、寄り添おうと思わないのか。
ジャニー氏がKing&Princeに目標を与え、彼へのリスペクトをもとにそれを受けて、King&Princeはずっと活動してきた。
そのメンバーである6人、5人の心の痛みよりも、
5人が一緒になってほしいとか、そういう自分の願いを考えるのは、
私には理解できなかった。
実際、彼ら自身は、心配をかけないように(という意図はあるのかわからないけれど)、ブログやInstagramを更新してくれた。
永瀬廉さんはJohnny's web内のブログ『ながせのつぶやき』で、
「葉です」「木目の机です」
と、連日見たものの写真をあげるという”平常運転”をしてくれている。
また、平野紫耀、神宮寺勇太はそれぞれ、、、、、、
このような更新。
今、元気でいてくれていることに安心した。
ファンなら、心に寄り添いたい。
何もできなくても、想像し、穏やかに過ごせるよう、祈りたい。
私は鬱病無職で、たくさんのお金をかけて応援することができないので、
すきなひとたちが健康で、心穏やかに過ごせるように祈ることが、応援になると信じたい。
し、それが基本ではないかと思う。
無知なくせに勝手なことを言っているかもしれない。
何か間違った情報があったら教えていただきたい。
傷ついているひとの心が一日も早く、楽になりますように。
やさしいひと、正当にがんばっているひとが、報われる世界になりますように。
未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。