"推し"についていけない悲しさ―鬱病とL'Arc-en-Ciel―
あさって、24日は、私が20年以上愛し続けているバンド、L'Arc-en-Cielのドラマー、yukihiroさんのお誕生日だ。
※右から2番目。
※いちばん右。
集合写真を見ても一般認知度はいちばん低いだろうし、髪が短かったり、長い時期が続いたと思ったら最近切って、そしてドラマーなのにいちばん痩せている。
演奏中、hydeさんの後ろからいつも見切れているのがyukihiroである。
※こんな感じ。
これが、yukihiroというドラマー。
無口だが、実は、東京ドームを揺らすほどの天使の笑顔を持つ。
※グッズのhydeTシャツを着て「ハイドだよ」と口部分を動かしている。
、、、、、、それは、話し始めたらきりがないのだが。
毎回、メンバーの誕生日や、記念日にファンアートを描いていた。
それが、最近、気持ちが向かなくなってきてしまい。
ここ数年、心の事情もあり、お笑い芸人さんにも救われている。でも、”推し”の歴史がいちばん長く、深いのはやっぱりアーティスト、だいすきなロックバンドであるL'Arc-en-Cielだと思っている。
私は今、すきすぎるものに対し興奮がひどく、心が激しく動くので正気でいられなくなってしまう。テンションがあがりすぎた反動で、後でどんと気分が落ちることもある。
今、L'Arc-en-Cielは節目の30周年yearで、今年あの『ミュージックステーション』にも2度出演。それは、無事に見届けることができた。
最近、NHKの『SONGS OF TOKYO』という番組に出演し、じっくり4人のトーク込みでの放送があったのだが、再生してしまったら、今、私はどうなってしまうだろう、と思うと、まだ観られない。
経済的に、いちばんの”推し”にもお金をかけられない。
コロナ禍から始まった30thツアーも、最新の感染対策を行っているようで(国の実証実験の対象となったという話も耳にした)、幸いクラスターなどの情報はない。
が、当然、長年の鬱病治療がたたり無期限金欠、そして体も心も大きな会場になど行けることのない私。たとえ、ネットでの有料配信があっても、数年前まで行けていた映画館でのライブビューイングが行われても、行ける予定はない。
どんどん、最新の彼らから、遠ざかっていくだけ。
心を守りたくてファン同士のやりとりを控えるため、SNSの使い方を変えたことは何度も記事に書いてきているが、
この度、最新の推し、yukihiroはどんな感じになっていて、どういう話題が出ているのだろうと、SNS検索をしたら、
見たことのない、おそらく、カレンダーかLIVEパンフレットの1ページであろう、まだ長い髪をゆるく巻いてハーフアップにし、ギターを持つ、それはそれはかわいらしい、美しい、かっこよい、彼の姿が、、、、、、
なんて、素敵なんだろう。
見てしまった。
私の知らない、私のだいすきなひとが、そこにいた。
、、、、、、、、、、どうして、私は、知ることができないのだろう。
私の知らない間に、L'Arc-en-Cielは、進化しているのだ。
見た目とかそういうことだけでなく、LIVEの内容、活動、音楽の質、メンバーの関係性。
、、、、、、、、、、悔しい。
ないものねだりをするな、あるものでしあわせを感じろ、、、、、、
と、わかっていても。
”推しは推せるときに推す”
と、言い聞かせるように自分のSNSプロフィール欄に書いていても。
だいすきなひとたちの、今が、わからない。
そして。
得た情報だと、
L'Arcの現在のLIVEのチケットを獲得するにあたって、
ファンクラブ会員、デジタルファンクラブ会員(NEW)というふたつのファンクラブのW会員優先とか、mobileサイトの会員になっているひとの優先、とか、、、、、、
一般の応募で到底ゲットできないであろうチケットを手に入れるために、様々な会員になっている必要があり、当然それにはお金がかかる。
そして、チケット代もどんどんあがっている。
10000円以上ないと、1公演に参加できない。
加えて私は地方在住なので、もし参戦するとしたら交通費、宿泊費もかかる。
、、、、、、、、、、これは、ここから、時間をかけて元気になっていく過程において、経済的に、私がL'Arcに逢いに行けるのは、何十年後になるのか。
本当は、”30周年までにまたL'ArcのLIVEに行けるように元気になる”、が目標だったが、叶わなかった。
それが、コロナさんに関係なく、この先、私の叶えられる夢から、遠ざかっていっていないか?
今、彼らのLIVEに行けているひとは、コロナの影響もなく、バンバン稼いでいる、セレブさんか?いや、そんなひとばかりではないだろうけれど、、、、、、
なんだか、すきなはずなのに、
すきな、はずなのに、、、、、、
心が、彼らを追うことに、ついてきていない。
でも、追わずにいると、どんどん、彼らは遠ざかる。
日々、最新のL'Arc-en-Cielとして、生まれ変わり続けているのだから。
小学校5年生の終わり、確かに、私は彼らに惚れた。
もうすぐ私は、35歳になる。
ずっと、すきでいたい。
音楽を不意に聞くと、声が出るほど、だいすきだ。
この現状が、つらい。
yukihiroさんの絵が、描けない。
別に誰も求めていない、自己満足だけれど、
L'Arc-en-Cielと向き合えていない、自分が悔しい。
今、どんな顔で、どんな髪型で、どんな言葉で、どんなものにハマって、どんな演奏をしているの?
それがわからない。
つらい。
知ろうとすると、余計に寂しくなる。
絵を描くときは、アナログの、LIVEパンフレットとか、ファンクラブ会報とか、見ながら描くのだけれど、
今の私には、最新のアナログの写真が、ないのだ。
別に、昔のでもいいんだ。かっこいいから。
でも、、、、、、
この、キラースマイルも、いいのだけど。
だいすきなのだけれど。
もう、ついていけなくなってきているのは、お金より、体力より、心かもしれない。
すきなのに、すきだって言っていいのか。
そんなこと考えだしているから、もう、心はついてきていない。
すきな気持ちなんて、ひとと比べるものじゃない。
だから、”推しは推せるときに推す”と決めたのに。
いつまでもだらだら書いてしまいそうだから、もう、終わろう。
すきって、つらいなぁ。
違うか。
すきなひとに、逢いたい。
逢える日がくると、信じられる日々が、きますように。
未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。