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日本の農業は終わりです

今日はたまたま、外で世間話をしていたら
近所の人が集まってきて、地域の話になりました。

田植えの時期ですが、「あのうちは今年から田植えをやめたそうだ」とか
「イノシシがジャガイモを食べてしまいどうしようもない」とか
聞いているともう、本当に「日本の農業は終わりだな」と思いました。

田植えのニュースや新じゃがのニュースが流れるけれど、
そんな悠長なことを言っている場合じゃない。

農家の継ぎ手はいない。
畑も田んぼも荒れ果てている。
イノシシやハクビシンなどの野生動物は畑を荒らす。
空き家が増えている。
畑を太陽光パネルに変えている家があるが、その太陽光の工事が止まっている。

これらをひしひしと感じますが、
一向に救いの手はありません。
むしろ「空き家は増税する」という悪魔のような法改正がされています。
空き家にしたくてしてるわけじゃありません。
荒地にしたくて草ぼうぼうにしてるわけじゃありません。

政治家に「現場意識」がゼロなのです。
農家はずっと昔から苦しんできたのです。

本来「百姓」とは百の姓、つまり「国民」を指す
言葉でした。
今や「百姓」はいじめられて壊滅の危機です。

「おら、もう先がないからいいけれど」

これはもう諦めの言葉しか現場からは聞こえてきません。
これが藤枝市谷稲葉地区の現状なのです。

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