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はっきり言いましょう。こういう映画評論家は嫌いです:「ザ・バットマン」

僕は映画評論家で好きなのは淀川長治さんと水野晴雄さん
小森のおばちゃま(小森和子)とおすぎの4人。

彼らの映画評論はわかりやすい。
難しい映画をわかりやすく、単純化してズバリ
ここが面白く、これがテーマだと言う。


ところが大抵の映画評論家は
難しい映画をより難しく、
優しい映画を難しく表現して、腑に落ちない評論が
いいと思っている。
わけがわからないことが崇高だと
勘違いしている。

この柳下毅一郎氏は「殺人研究家」だそうだが
この映画評を見てもさっぱりわからない。
今日から「バットマン」が公開なんだから

「読者が見たいなと思うように書く」

というのが映画評論家としての務めなのに
難しく書いてモヤモヤさせればいいという魂胆が見える。

きっとこいつは映画館の一番後ろで
映画の中に浸からずに、首を傾げながら見たのだと
僕は思う。

僕らは評論家になってはいけない。

朝日新聞夕刊2022年3月11日より

バットマン評論朝日

後日談(3月12日公開次の日)

映画館で「ザ•バットマン」を見ました。
3時間の長編推理小説。

映画評論家の書いたのを読んで行ったので、難解かもしれないと心配しました。(上述の通り)

心配は杞憂でした。

わかりやすく、話の流れ、迫力ある映像、人間味あふれる感情のゆれ、最後の緊迫した大仕掛け、どれをとっても素晴らしかったです。


新たなバットマンシリーズの誕生です。誰もが満足できる決して観て損はない映画でした。

映画評論家なんて全然当てにならないことが証明されました。😂


正義とは何か、考えました。
近年にない、重厚な作品です。

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