「ろうそくの科学」は科学への名著・入門書です
ろうそくの炎を見て、分かったことを書きました。
「色が分かれている」
「炎の先の方がギザギザになっている」
「ロウが溶けて丸くへこんでいる」
「芯がだんだん減っていく」・・・・
次にピンセットで芯をつまんでみました。
だんだん炎が小さくなって消え、最後に白い煙が上がります。
そのことに驚いていました。
さらにガラス板を炎の上にかざしてみました。
たちまち黒くなることにびっくりしていました。
その時の子どもの表現は
「あ!ガラスがこげる!」
黒いものを何というか、子どもたちは知りませんでした。
Hさんが「すす」と言いました。
僕が子どもの頃はお風呂で薪を焚いていましたから
(薪をくべるのが子どもの仕事だった)
顔をすすで真っ黒にしたものです。
さすがに今は違いますが、やはり子どもたちの発言に
時代を感じないわけにはいきませんでした。
その後、すすを芯の根本にやり、ロウが溶けて上がっていく様子を
観察しました。
◆「ろうそくの科学」(ファラデー著)という本があります。
この本は僕を科学にいざなってくれた名著です。
たった一本のろうそくで教授が講義をしていく様子は
まさに観察、実験、体験そのものです。
今でも発売されていますから、小学校高学年から中学校のお子さんが
いる家庭はぜひ読ませるといいですね。
ろうそくの科学(文庫版)
Kindle版
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