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免疫のためには何にでも雑菌は必要なのに

今日のSBSラジオのwasabi(わさび)のテーマは「あの頃は良かった」でした。

いろんな良かったが出てきましたが、鉄崎幹人さんの話で、なるほどそうだよなと思ったのは「免疫」の話でした。

・今の若者は「やさしい」ことに慣れていてちょっと何か言われると凹んでしまう。

・昔は「バカ」とか「アホ」とか普通だった。今はコンプライアンスで、すぐに○〇ハラスメントになってしまう。

・お笑いの世界もそうで、さんまさんが嘆いているのもわかる。まだ許されるのが舞台でTVやSNSではすぐ叩かれる。

つまり免疫がないので、すぐに炎上したり、バッシングにつながってしまう。受け流すことができない。

僕は全てのことに言えると思って聞いていました。

雑菌が必要。
あまりに綺麗にしすぎると逆に免疫がなくなってしまう。
コロナも手の常在菌まで殺してしまう。

言葉も同じ。
いじめも同じ。
エロも同じ。

僕が思い出したのは昭和当時、流行っていたハードボイルド小説の主人公フィリップマーローの言葉です。

「あなたのように強い(hard)人が、どうしてそんなに優しく(gentle)
なれるの?」
 女は問いかけます。

そして男は答えます。

 "If I wasn't hard, I wouldn't be alive.
If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive."
(Philip Marlowe)
「タフでなければ生きていけない。
優しくなければ生きている資格がない」

(フィリップ・マーロウ)


 

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