プラスチック追放運動はグリーン・ウォッシュです2
最近の「気候変動」が温室効果ガスに
よるものだという証拠はひとつもありません。
しかも温室効果ガスでCO2よりも温室効果が高いガスが
あるのに、なぜCO2だけがねらわれるのでしょうか。
それは最も身近にあるからです。
最もわかりやすいからです。
誰もが知っている呼吸。
酸素を吸って、二酸化炭素を吐きます。
二酸化炭素を吸って酸素を吐く呼吸をしているのが
植物です。
二酸化炭素がゼロになったら、植物は死にます。
植物が死んだら食物連鎖の一番下にいる植物ですから
全ての動物も死にます。
もちろん、人間もです。
槍玉に挙げられている
二酸化炭素はなくてはならないのです。
カーボンゼロは人類滅亡です。
植物が全滅するからです。
動物は「息するな」ということです。
家畜は二酸化炭素の排出量が多いから
植物由来の肉にしましょう、などというのは
明らかな「グリーン・ウォッシュ」です。
欺瞞そのものなのです。
だからカーボンニュートラルというのです。
つまり排出と吸収を相殺するという考えです。
二酸化炭素を出すことが悪いことではないのです。
まず、ここを履き違えている人のなんと多いことか。
火力発電所の二酸化炭素排出量は
このところ劇的に減ってきました。
排煙を処理する技術が進歩したからです。
排煙処理を導入していない中国は非難されて然るべきですが、ここでも「火力発電所が悪い」のではありません。
二酸化炭素は有効活用ができるのです。
ドライアイスは何に使われ、何からできているか
知っている方も多いでしょう。
そうです。二酸化炭素を固体化したものです。
さらに溶接でも使われているし、炭酸コーラ、炭酸水は毎日、お世話になる人も
いることでしょう。
最近では水槽にCO2を入れて藻から酸素を出すことも
行われています。
こうした他にもブロックやバイオマスなどの
さまざまな用途が考えられています。
この計画もすでに出来上がっています。
それはなんと環境省ではなく、
経済産業省の資源エネルギー庁が出しています。
以上のことは
二酸化炭素が気候変動の原因だと仮定した場合の
政策です。
(続く)
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