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「安全」の名の下に失ったものは何か

「子供用ハーネスに批判的な人も多いけれど、どうしても必要な子がいることも確かです。批判する人は、子供に必要が無い子だっただけですか?」という文章になってない質問が来ました。

はい、これですね。(写真)

はっきり言いましょう。

要りません。

犬じゃないんだから。

人間なんだから

「手を繋ぐ」

手の温もりを子どもに伝える。

子どもは手の温もりを感じて安心感を得る。

答えは簡単です。

回答は以上です。


と、まあこんなものですが、

反対派、賛成派それぞれに言い分はあることでしょう。

したければすればいいし
したくなければしなければいい。

その子の成長の段階からすると

「自由を奪う」のか
「安全を重視」するのか

子どもって走るんですよ。

なぜ走るのかは「チコちゃんのボーとしてんじゃねえよ」で
やっていましたが、

「早く成長したいから」

なんですね。

足を鍛え、バランスをとり、そのために走る。
ハーネスはそれを拘束します。

つまり「成長を止める」ことになりますね。

「安全」という名の下に。

実は「安全」という名の下に
成長を止めてしまったものはもう、たくさんあります。

公園の遊具は固定するものだけになり
回転遊具やリンゴブランコが撤廃された。
木登りは禁止され、川遊びも禁止されたところがある。

花火は大人とやり、爆竹や2B花火などがなくなった。

昆虫採集セットなどの注射器は危ないからなくなり
セットそのものもなくなった。

などなど、数え上げればキリがないです。

結果、子どもの心は荒み、体力は衰え
危険察知能力も衰えてしまいました。

危険を排除すると、もっと危険になる。

失敗をたくさんさせないとへこたれてしまう大人になる。
まさに今の若者はそうですね。

以上をまとめると

ハーネスは要らない。

手を繋ごう、となります。

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