見出し画像

現場を混乱させるだけ、税金50億の無駄遣いの文科省全国学力テストは即刻中止せよ

全国学力テストの時期がやってきました。

もう、いいかげん、この「対話形式」の問題はやめてほしいです。

馬鹿の一つ覚えのように毎年毎年、くだらない形式なので、枚数が多くなります。

国語24ページ、算数26ページもあります。
普段子供達がやっている「単元テスト」とはまるで違います。
枚数も形式も違います。

過去問を練習する県、学校は点数が良くなるし、しない学校は悪くなります。当たり前のことです。

やってみると、まるで現場を知らない大人が子どものことを何も考えないで作ったテストだとわかります。

特に国語のテストは「国語の専門家が本当に作ったのか?」というくらいわかりにくい。

大人が読んでもわかりにくい文章です。

算数の問題は問題の計算はめっちゃ簡単ですが、その問題文をものすごくわかりにくい文で書いているので(頭を撹乱する目的か)失礼ながら頭が悪い人が作ったとしかいえない。

このテストは文科省と企業との癒着の産物です。

多くのお金(毎年50億円)が流れます。

苦しむのは誰でしょうか。

そう、子どもたちです。

「害あって益なし」とはこのことです。

こんなことして何になる?

さらに悪いことには返ってくるのが秋ごろ。
つまり、もう誰も問題さえ忘れている頃に返されても何も役に立たない。

即刻中止すべき、全国学力テスト。

(やる前からこうなることはわかっていたので、当時から反対していましたが)

毎年行われるようになったこのテストは、はっきり言って、要りません。

その9つの理由をまとめます。

1 単元テストや県独自の学力テストと違い、普段やりなれない形式なので、子供たちが戸惑う。

2 まずもって、量が多い。低学力の子は読むだけで精一杯。やりきれない。

3 丸つけが大変で、しかも絶対的な評価ができない。採点者によって異なる評価になる場合がある。学校の職員総動員してやった年があったが、大変だった。

4 練習している県(過去問を練習)とそうでない県とでは点数に雲泥の差が出る。上位の県は練習している県で、下位の県は練習していない県。

5 そもそも県ごとの順位を出すことがナンセンス。上位の件が学力が高く、大学進学率が高いかというとそうではない。先ごろ全国的に話題になった静●県知事が「なんで順位が低いんだ」と現場の教員を叱りつけたニュースもかつてありましたが、よく年はみんな過去問をやったので順位が上がりました。

  こんなのだから、意味ないですね。

6 授業時間が足りないのにこのテストで半日取られる。しかも業者に任せた場合、結果が来るのが秋。既に忘れたころにやってきても意味はない。

7 多くの税金が投入されるが、学力向上に何ら寄与しない。

8 生活調査は実に家庭の個人的なことであり、「格差調べ」そのものである。しかも本箱の例を出すなど今や電子本の時代だ。ITを使っているかなど、調べても仕方ない。

9 文章題を出せば論理的思考、総合的な思考のテストだというが、いつもいつも対話形式のこの様式が論理的だとは思わない。むしろ全てが「国語」である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?