子どもたちの自己紹介でわかること
クラスを受け持つと自己紹介をしてもらいました。
実は伸びる子ってすぐにわかります。
どんな子が伸びると思いますか。
「明日、自己紹介を30秒でやってもらいます。」
前日にこう言った時の子どもたちは翌日、
様々な対応をみせます。
家で練習して30秒ぴったりでする子。
何も考えてこなかった子。
紙に書いてそれを読む子。
僕はひそかにカルテを書くのです。
この子は家でやる几帳面な子だな。
人まねしやすい子だな。
きっと家でも机の上がごちゃごちゃだろう。
親が練習しなさいと言った子だな。
だいたいの家庭のことがわかるのです。
そういうことがわかって(実態を把握して)対策を立てるのです。
カルテは事実をつなげることで見えてくるものがあるのです。
その子を理解するのに一人ひとりのカルテは必要なのですが
それを役立てている教師はあまりいません。
たった30秒なのですが、35人いれば交代時間も含めて1時間かかります。
このたった30秒に全力をかけることのできる子。
こういう子は伸びていきます。
(画像と本文とは関係ありません)
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