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東京大学/国語/第四問

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#夏目漱石

2021東京大学/国語/第四問/解答解説

2021東京大学/国語/第四問/解答解説

【2021東大国語/第四問/解答解説】

〈本文理解〉
出典は夏目漱石「子規の画」。
前書きに「この文章は、夏目漱石が正岡子規を偲んで記したものである。子規は闘病のかたわら「写生」を唱えて短歌・俳句の革新運動を行い、三十代半ばで逝去した」とある。
①段落。余は子規の描いた画をたった一枚持っている。亡友の記念だと思って長い間それを袋の中に入れてしまって置いた。…渋紙の袋を引き出して塵をはたいて中を検

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