社会人3年目で退職してワーホリに行く話②

社会人3年目の6月。

某転職エージェントからのメールが届く。
2年目の仕事が辛い時期に登録していた転職エージェント。すっかり忘れていたけれど、1年経ち状況確認のメールが届いた。
その時真っ先に気がついたのは、
“仕事に対するモチベーションが上がっていない“
ということ。

2年目でパワハラを受けてから萎縮してしまっていた私は、業務内容を変えてもらってはいたが、仕事に対するモチベーションを失っていた。
メールが届いて、今仕事に満足しているかと自問自答すると、全くそうでは無かった。社会人になる前に1番なりたくなかった、“給料のためだけに働く社会人“となっていることに気がついたのだ。
モチベーションが上がらない要因は、日々のルーティン業務、人間関係、衰退産業、度重なるクレーム処理など…1つではなかった。

そういえば、2022年1月1日の朝、目を覚ましてまず初めに
“まだ同じ会社で働いている“
ことにゾッとして
“2023年1月1日にはこの気持ちでいたくない“と強く感じたことを思い出した。

そして、2022年の秋を目標に環境を変えることを決意。
転職に向けて、自己分析をやり直し、在宅勤務の合間を縫っては面接に挑んだ。

ちょうどその頃、先輩の人事異動で私は業務の引き継ぎを受け始めた。これが、私の忙しさに追い打ちをかけ、人手不足で多忙を極める部署に相談できる人がいるわけもなく、私のメンタルがすり減っていった。
結局、転職を続けるものの、面接を受けても、うまく自己PRをすることができず。“本当にやりたいことは何なのだろう“と自問自答する日々。振り出しに戻った私は、純粋にどうしたいかを考えた。

“できれば何もしないでしばらくゆっくり自分と向き合いたい“

そう思うようになり、ついにワーホリへ行く事を決意する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?