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「DAF34」を終えて

音無親水公園の紅葉が、
見頃を若干過ぎているようだったが、
それでも十分目を楽しませてくれた。

王子駅からほど近いイベントスペース
「ベースメントモンスター」を毎回
お借りして行われるイベント「DAF」
34回目となるこのイベントに出演する
ために訪れた王子。
朝早めに着いて、駅の反対側にある
王子神社を詣でるのがマイルールと
なっている。

昨日朝の王子神社本殿

その王子神社へと向かう道に、
この音無親水公園があるのだ。
四半期に一度開かれる「DAF」の度に
訪れると、その都度四季がいい具合に
変化
していて、時の移ろいを感じる
ことができる。

イベント自体は、お陰様で成功裡に
終わることができた。
新たな試み、
新たな試練とその解決、
色々なものを乗り越えつつ、
最後に良い雰囲気で場を締めることが
出来たのは何より
であった。

最後の撮影タイムのひとコマ

私がお声がけさせていただいた
友人・知人にも多数お越しいただき、
その温かい支えに、今も感謝の気持ちが
湧き出て来る。

何度もこのnoteでご紹介している通り、
「DAF」というイベントは、
ひとことで言うと「大人の学芸会」
でも言うべきコンセプト。

お酒を飲みながらカジュアルに、
でも意外と真面目な内容のスピーチを、
みんなで楽しみながら聞こうという
エンターテイメント・イベントだ。

今回初めて来場いただいた方から、
とても面白いコメントをいただいた。

ついつい突飛な衣装やへんなノリに目を奪われますが、でもその実は日本の社会やその未来をシリアスに考える方々の照れ隠しなんですね。

確かに、普通の人のレンズを通して
我々出演者を見てみれば、
「突飛な衣装」
「へんなノリ」

という評価は全くもってごもっとも。
勿論、それは計算した上でやっている
ことは間違いない。

出演する側は、何かしらの分野の
「プロ」たちである。
その「プロ」が、今こそ是非皆さんに
訴えたい!
そう思う内容を、5分という短い尺
一生懸命詰め込んで話す。

その際に、どうやったらより効果的に
伝わるのか
、それを追求する過程で、
ふんだんに笑いの要素を入れたり、
普通は着ないだろ!というような衣装
身に付けてみたり、
普通でないテンション高めなノリ
しゃべり倒したり、
メンバーがそれぞれ工夫を施している。

これらの工夫は、あくまでも自分たちの
伝えたいことを伝わりやすくするための
テクニック
としてしか捉えていなかったが、
それを「照れ隠し」と評してくださった
ことがとても新鮮であった。

日本の社会や未来を、どうにか良いものに
していきたい

そんな思いは、確かに出演者が共通して
心のどこかに抱き続けていると思う。

しかし、それをストレートに表現した
ところで、胡散臭いし、イタい。
そこを茶化していく
笑いを交え、ノリを大事にする

これは正に、我々一部の出演者が、
ぜんじろうさんから学んだ
スタンダップコメディの精神だ。

イベントの回数を重ねていくにつれ、
我々の思いがより多くの人に伝わり、
少しだけでも社会がより良い場所に
変化していってほしい。

そんな思いを決して疎かにせぬよう、
これからも精進を続けたいものだ。

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