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スタンダップコメディアン・ぜんじろうさんの挑戦

ヨーロッパツアーから凱旋!

今年の2月から4月にかけて、
2か月ほどヨーロッパ12か国を
渡り歩き、行く先々で観客を
爆笑の渦に導いてきた男が
凱旋帰国!

そんなわけで、5月5日子どもの日、
爽快に晴れ渡る空の下、東京の
二子玉川駅からほど近いビルの
地下二階にある「東京音実劇場」
まで足を運んできた。

高島屋のマロニエコートがある交差点から、線路方向に歩いてすぐ左手に劇場がある
地下二階の入口へ向かう途中のポスター、なぜか昨年末のライブのもの💦

ぜんじろうさん。
一時は17本ものレギュラー番組を
抱える「超売れっ子」だった時期を
知っている人も、きっと数多く
いらっしゃるに違いない。

上岡龍太郎さんの愛弟子。
吉本興業所属。

順風満帆だったタレント人生が、
東京進出後の「空回り」で暗転。
この辺の経緯は、Wikipediaにも
書かれている通りのはずなので、
詳しくはそちらに譲る。

1998年以降、海外へ武者修行の旅
出たぜんじろうさん。
様々な経験を積まれた後、今は
スタンダップコメディアンとして
日本にこの新しいジャンル、要は
「強い者/権力者に対する風刺」
という文化を何とか根付かせようと
奮闘する日々。

その背景には、あの落語の名人、
故・立川談志師匠と交わした
胸アツなエピソードも。

昨年の10月から今年の1月にかけて、
ぜんじろうさんから直接薫陶を受け、
人を惹きつけるスピーチの極意
学ばせてもらった。

そこで学んだことは、これからの人生で
大いに役立ってくれるであろう。
少なくとも、スピーチを組み立てる
技法を、一通り実践まで指導してもらえた
ことで、いつでも再現可能だという自信が
身に付いた
ことが大きい。

そんなぜんじろうさんが、
ヨーロッパという「アウェー」の地
ツアー巡業である。
ご本人は、「日本でヒマ」だからこそ
行ける
のだと、これすら自虐ネタにして
笑いを取る辺り、抜かりない。

ヨーロッパで体験したことを、
フレッシュなネタにして、
爆笑させられっぱなしの2時間半。

見逃し配信もあるので、
ご興味ある方はこちらまで。
昼公演と夜公演の2開催。

帰り際、写真撮影にも快く応じて
もらった。

オープニングアクトを務められた永田正行さん、そして一緒にスピーチを学んだ書家の友人と共に。

安倍元首相が襲撃されて亡くなられた
際に、ぜんじろうさんが不謹慎な
ツイート
をしたということで、
実はかなり大炎上していた。

私自身、安倍さんのことは、今でも
稀代の政治家だと思っているので、
必ずしもぜんじろうさんと政治信条
面では意見が同じではない。

しかし、彼は、一貫してブレずに、
「強者/権力側を風刺する/茶化す」
ことを続けている。
それが、強者/権力側の腐敗を防ぐ
上で、欧米でその有効性が確立した
一つの方法
だからだ。

そんな、彼のブレなさ加減、そして
「文化」を創っていこうという
「心意気」
は、これからも応援して
いきたい。

なお、ぜんじろうさんにスピーチの
極意を学んだ仲間が、出演者の
大多数
を占めるイベントがある。

そう、「DAF32」に来場すれば、
自らのスピーチスキルを爆上げ
した出演者の話を、
たっぷり堪能できるのだ。

6月11日(日)12時30分開演予定、
「DAF32」を是非ともお見逃しなく。


己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。