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パジャマで来店したらメリット!?

DIY家具のIKEAが、面白い販促施策
実施しました。
なんと、パジャマ姿で来店した方を
対象にクーポンを配布
したり、
レストランのメニューが無料になる
抽選会
を開いたりといったイベントを
行ったのです。

IKEAの事業会計年度が
毎年9月始まりだそうで、
丁度新たに2025年度が始まった
ばかりの今このタイミングで、
今年1年の注力テーマが「眠り」
であることを発表しました。

その背景として、多くの人たちが
「眠り」を重要と捉えているにも
かかわらず、実際には2人に1人が
睡眠に不満を抱えている
という、
IKEA独自の調査結果があるようです。

この調査結果を踏まえて、

『家での暮らし』のパートナーとして、よい睡眠をサポートする取り組みを推進することで、より多くの方々により快適な毎日をお届けしたい

IKEA日本法人の代表取締役社長 兼 Chief Sustainability Officer ペトラ・ファーレ氏

という思いを乗せてキャンペーンを
展開したようです。

つい最近このnoteに投稿した記事で、
樺沢紫苑さんの「幸せの三段重理論」
紹介しました。

ここでいう、幸せの基礎中の基礎と
なる「セロトニン的幸福」を手に
入れる上では、十分な睡眠の確保が
極めて大切
となります。

そして、質の良い睡眠を確保するために、
IKEAが提唱している「6つのヒント」

なかなか良い参考になるのではないかと
思いました。
以下に、リリースから引用して
おきましょう。

1.心地よさ:寝心地の良いマットレス、自分の寝姿勢に合った枕、そして快適な布団は快適な眠りに欠かせません。寝る時の姿勢によって、適切なベッドの硬さは異なります。また、枕選びは、個々の好みだけではなく、寝姿勢やマットレスとの相性も大切です。
2.光:寝室はできるだけ暗くするのが理想ですが、住環境が整っていなくても、遮光カーテンやブラインドを使えば、自然光や街の明かりを遮ることができます。さらにはアイマスクも有効です。また光の色も重要です。寝る前の準備をするときには、暖かい色の光が最適なので、光のトーンを変えられる調光可能なライトは有効的です。
3.温度:寝苦しくなる夏や温度調整が難しい冬ではエアコンなどを使ってお部屋の温度と寝具を使って体温を調整し、自身が快適と感じる温度を保つことが大切です。
4.音:『コンプリート・スリープ』の寝室は、不要な音を防ぎ安らぐことができる場所。しかし環境によって防音は難しい場合は、厚手のカーテンやカーペットなどは、振動やパートナー、お子さまの足音を和らげるのに役立ちます。
5.空気の質:ベッドで過ごす時間が長いため、寝室内の空気の状態は大切です。空気清浄カーテン、扇風機、エアコン、空気清浄機が大きな違いを生みます。また、不快な暑さとべたつきを感じる高すぎる湿度にも考慮が必要です。
6.ホームファニッシング・整理整頓:部屋がすっきりと片付いているほど、ぐっすり眠れる可能性が高いです。ベッドルームの家具に関しては、シンプルにし、整理整頓がしやすいものがおすすめです。特にベッドフレーム下の空間を有効活用して収納力を向上させましょう。

IKEAのプレスリリースより、一部省略して引用

このように、お客様が解決したいで
あろう強いニーズ
を取り上げて、
そのソリューションを提示し、
最後に自社商品がいかにその
ソリューション提供手段として
優れているかを訴える
、というのは
ある意味鉄板のフォーマットと言って
良いですよね。

先週末のイベントがどの程度盛況
だったのかまでは分かりませんが、
IKEAのアプローチは「王道」
あり、少なからぬお客様の注目を
集めたであろうと感じた次第です。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。