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ポジショニングマップを作る演習

自らが主催する、マーケティングの
勉強会。
本日が全6回中の第2回目だった。
初回、マーケティングの定義とか、
お客様が商品・サービスの購入に
至るフローの確認などをしたのを
受けて、本日はSTPの話。

STPというのは、
Segmentation(セグメンテーション)
Targeting(ターゲティング)
Positioning(ポジショニング)
の頭文字を取ったもの。
マーケティング戦略の根幹をなす
部分だ。

今日の話を受けて、自分の取り扱って
いる商品・サービスのポジショニング、
あるいは、
自分自身を商品と見立てたときの
キャリア市場でのポジショニングを、
見よう見まねでマッピングできる
ようになってもらう、
というのが私自身に与えた課題。

前半に、ポジショニングとは何かの
定義を確認しつつ、様々な市場に
おける具体的な事例を紹介すること
で、できる限り理解を深めてもらい、
後半には、実際にワークの時間を
確保して、何人かの参加者に実際に
発表してもらう方式をとった。

やはり自分で手を動かしてもらうと、
理解の浸透度が大きく異なってくる
のは間違いない。
私が一方的に話したところで、
あくまでも知識の伝達に過ぎず、
それでは本を読んだ方が良い可能性
すらあるわけで、勉強会をやる価値は
このワークセッションとその後の
質疑応答が上手く行くかどうかに
かかっている。

私の前半の講義部分が分かりにく
ければ、ワークの質が落ち、参加者の
満足度も下がるだろう。
また、ワークが上手く行っても、私の
講評や質疑応答が的を射ていなければ、
参加者の納得を得ることができず、
これまた満足度が下がってしまう。

そういうネガティブサイクルとは真逆、
良い講義をして、ワークの質が上がり、
私の質疑応答も正鵠を射たものとなり、
鋭い視点で講評なり総括をすることを
目指した。

目論見通りに行ったのかどうかは、
参加者の皆さんに後日アンケートを
お送りして要確認というところだが、
何とか及第点は付いたかな・・・
と思いたいところ。

参加者の皆さんが、自ら作成した
ポジショニングマップを見せながら、
ご自身の取り扱っているサービスに
ついて簡単に説明をしてもらった後、
「何を指摘したら、ポジショニング
 に対する理解がより深まるか?」
「どんな質問をすると、マップがより
 よいものになるか?」
「今の話と、マップ作りの要点とを、
 どのようにつなげて話すか?」
といったことを意識しながら、
インタラクティブなやり取りを
させてもらった。

どんな内容が飛び出してくるのか
分からない中での対応なので、
的確なフィードバックが出来るのか
不安を覚えつつも、プロとして何と
しても「価値」を感じてもらわねば
ならないというプライドと矜持で
もって対応した次第だ。

マップを作る上で、差別化の軸として
どんなものをあてがえばよいのか、
ポジション取りをする上でどんなこと
に注意すべきか、などなど、臨場感を
もって伝えられたものと思う。

途中、ZOOM上で「宇宙人状態」、
要は交信が乱れてカクカク動いたり、
固まったりしてしまったようで、
参加者の皆さんには大変ご迷惑を
おかけした。
その辺の事情も含め、満点とは言い
難い本日であったが、反省を生かして
約4週後の第3回に臨むこととしよう。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。