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ジョブマーケット

建設業界は、有効求人倍率が8倍にも
のぼっているらしい。
確かに人が足りなそうな報道はよく
見るし、職人さんが大分高齢化して
いて若者が足りない話もよく聞く。
外国人労働者が、職人風の風体で
働いているのを見ることも多い。
いわゆる3Kと言われた時代の名残も
あって、なかなか人が集まらない、
集まりにくいのだろう。

昨日参加させていただいた異業種
交流会で登壇された方のテーマが、
企業の採用戦略について。
その中でこの有効求人倍率について
触れられていて、8倍という数字が
妙に耳に残った。

肝心の採用戦略の話については、
主に人事総務部門で勤める人や、
中小企業の経営者で営業から人事
から経理まで何でもやらねば!
という人たちが聞いたら、色々な
ヒントが得られる内容。

採用というのは、
「企業」と「従業員」
の両者のお見合いのようなもの。
マッチングしてみて、お互いの相性が
良ければ、晴れて契約を結ぶ。
企業の側は、何人もの従業員候補
からお目当ての人を選びたい、
従業員の側は、何社もの就職先候補
からお目当ての会社を選びたい、
それぞれのニーズ、思惑を抱えて
いる。

これは、まさにジョブマーケット、
仕事の「市場」である。

「市場」を創ったり、
「市場」に働きかけたり、
というのは、「マーケティング」
そのもの。
だからこそ、「マーケティング」の
発想やセオリーがそのまま使える
のである。

昨日お話ししてくれた方も、さすが
ポイントをきっちり押さえていて、
採用に使えるテクニックとして
・USP(ユニークな強み、独自性)
・MVV(ミッションとビジョンと
 バリュー)
・SWOT分析
・ペルソナ
といったマーケティングや経営戦略の
分野でよく使われる考え方や手法を
紹介してくれていた。

逆に言うと、マーケティングの考え方
を採用にきっちり活用したからこそ、
採用で成功を収めているとも言える
だろう。

実際、人事に携わる人が、きっちり
マーケティングの基礎を押さえて
おくと、間違いなく採用戦略推進に
プラスになる。

そして、実は、これは人事だけに
とどまらない。
会社の中のありとあらゆる部門での
仕事において、マーケティングの
発想やセオリーは有用なのだ。

と聞くと、マーケティングの勉強を
してみたいなぁ・・・
と思って下さる方もいるのではない
だろうか?
そんな方に向けて、マーケティングの
基礎を学べる勉強会を、私が主催させ
ていただく。
今のところ、月半ばの平日夜、
6回シリーズで展開する。

記念すべき第1回の勉強会は、
3月11日(水)18:45~21:30、
場所は九段下の会議室。

詳しい案内を現在鋭意制作中、
近々公開予定!
ということで、乞うご期待。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。