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05. らーめん

私が日本から遠く離れた異国で暮らす中、恋しくなるものトップ3のひとつらーめん。おおきい都市であればどの国を訪れても必ずひとつラーメン屋があるように感じる。ラーメンだいすき人間のわたしにとっては非常にありがたい。

ベルリン:海鮮みそらーめん(海鮮ポイントはスープのみ)

らーめんのお味はというと、日本でたべるものと遜色無いと私は思う。日本のラーメン屋とはいえ様々な店があるように、こちらでもまた同様だ。確実においしいらーめんを食べたいと思うなら、調べたり、さまざまなラーメン店開拓をしないとならない。

コペンハーゲン:塩らーめん(すべてが極上)

らーめんだいすき人間として、らーめんの質は作る人の国籍で変わるものではないとわたしは思う。どこの国の人であっても、ラーメンが好きで、うまいらーめんをつくる努力と研究をしているなら、なにも知らない日本人の私が感でつくるラーメンより美味いものを作れる。

ミュンヘン:とんこつラーメン(しっかりばっちり美味)

もちろん、日本人が経営するラーメン屋にいけば、日本人好みのらーめんを提供していることだろう。しかし、以前私がお話する機会のあったラーメン屋の店主は、日本には行ったことはないがラーメンが大好きだ!と熱く語ってくれた。そして、すべてひとりで店の切盛りしているという彼のこだわりのらーめんは麵もスープも具もとても美味しかった。(この文章上部の写真の一杯)

余談

ここで我が故郷津軽のらーめんの魅力についても触れたい。

津軽地方は(東北全体にも言えることだが)味が濃い。薄味よりもしょっぱめが好まれる。わたしもまだその一人だ。健康のために減塩と薄味に切り替えようとするが、料理の最後ににさっと醤油を追加したり、気持ち塩を足したりして、結局雪国使用のしっかり塩分に仕上がってしまう。

津軽のラーメン屋は味噌ラーメンが主流と言える。醤油も、煮干しも、塩も、ちゃんぽんもあるがやっぱり味噌ラーメンが一番提供されているのではないかと思う。

津軽:味噌ラーメン(右上:辛味噌とニンニクも合わせて出て来る)

津軽味噌ラーメンの特徴はスープは濃厚でしょっぱめ、そして少し甘みがあり、大体にんにくがしっかり効いている。故郷に帰る機会があれば、必ずお気に入りの店を食べ回る。また津軽に帰る日をたのしみにして、今日も異国で生きていく。


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