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家族

家族

この先の私のnoteには幾度となく登場するであろう家族をちょこっと紹介させてください。

家族構成
「父・母・姉・弟」
既に他界していますが、祖母も高校3年生まで一緒に住んでいました。
90歳まで生きた祖母も家族を語るには欠かせない存在。

69歳 土木作業員
厳格という言葉がこの世で一番似合わないんじゃないかというくらい
温厚で言葉少なめ、人の悪口や文句を聞いたことがない父
私は父から怒られた記憶がまったくない。
どれだけ私が怒っていようが悲しんでいようが喜んでいようがどんな話をしても「うん、そうだね」と聞いてくれる。絶対に否定しない。
父が母に怒られている時、母からは見えない角度でわたしに肩をすくめながら「怒られちゃった」というような顔を向けてくるちょっとお茶目な父
燃えるごみの日の前日は「ゴミある?」って全部屋回ってゴミ収集業者に、
友達が泊りに来るっていったら夜10時頃に「お布団でーす」って布団業者に、みかんの箱買いの時期になると「みかん食べる?」ってなぜかもう剥かれたみかんを家族みんなに配り歩くみかん配布業者に。
そんな行動や言葉には計り知れない優しさがある父

59歳 自営業
飲食店を営む母
父と正反対で喜怒哀楽激しめで喋りだすと止まらず、すぐ怒るしねちねちと文句を言ってくるクレーム多めな母
姉や弟のおかげでわたしが怒られる回数は少なめなものの、怒り出したら止まらない。口喧嘩じゃ勝てないの分かっていても反抗期の頃はたくさん突っかかっていって玉砕してたな
実家を出て一人暮らしをするまでそんな母のことが嫌いだった。
今は母が好きというより尊敬している。
父のお弁当を毎朝作って3人の子供の世話をして家事をこなして夜ご飯は一汁三菜を徹底して、でも好き嫌いが多い姉や弟、高齢な祖母の為に別メニューを用意したり。でもお風呂に入るのも寝るのも一番最後で。町内会の役員をやったり運動会や学芸会ではカメラを持って走り回って。
料理が上手で、明るくて。母が飲み会に行ってその他家族で囲んだ食卓は異常に静かだったのを覚えている。
頼まれたら断れないタイプでなんやかんや最後まで責任持って物事に取り組むし、なんなら頼んでもないのに口と手を出しちゃうおせっかい気質。
そんないつも一所懸命な母

34歳 自宅警備員
わたしは姉を世界最強だと思っている
自宅警備員=ニート=ひきこもり
ひきこもりと言っても部屋から出てこない訳ではない。
家の中をうろつく自宅警備員である。
なぜ自宅警備員になったかはそのうち書こうと思う。
「世界は自分を中心に回っている」を堂々というタイプ、「お前友達そんなにいて疲れない?」って言っちゃうタイプ、だいぶぶっ飛んでる
野球が好きでもちろん日ハム推し、海外ドラマも好きでわたしは姉から影響を受けてはまってしまった。犬や猫が好きだけどアレルギー持ちで、人にはあまり近づいて来ない野良猫を餌も与えず手なずけられるよく分からない能力の持ち主
「右と左って結局どっちなの?」と時々変な言葉の迷宮へ連れていかれて白熱した議論を展開させられる姉
帰省した妹への第一声が「そこ邪魔」と辛らつな言葉を浴びせてくる姉
強迫性障害っぽいものを抱えていて、本人も多分そうだと思うと自覚症状があり姉のルーティンみたいなものを邪魔すると大変なことになる
姉に無視されることもしばしば・・・無視されるからしつこく部屋をノックしたらノック禁止になり、2階にある姉の部屋の前に立つことが禁止になり、最近では階段の下段3段目くらいから要件を叫ぶ形式がわたしだけ採用されている
唯一姉に感謝している事と言えば、どんな変なことを言ってくる奴がいても・どんな理不尽な怒り方をされても・お客さんからどんなぶっ飛んだクレームが来てもさほど動じないこと

22歳 車関係の仕事
実家暮らしの超がつくほどのアホ
九九は4の段と7の段は諦めたらしい(それ以外も怪しいけど)
お調子者で小さい頃はよく「おだつな!」(方言で調子こくな!です)と怒られてばかりいた
ただ外面はびっくりするほど良くて、お年寄りと自分よりも年下には超がつくほど優しい。
昔、近所に住んでるという知らないおばあちゃんがわざわざお菓子を弟の為に買ってきて家に届けにくるという不思議な出来事があったほど外面は抜群。
わがままでめんどくさがりな癖に私よりも美意識が高く、中学生の頃から日焼け止めを持ち歩くようなタイプ。
だからと言って容姿と美意識は直結しないところがまた面白い。
イケメンでもなければぶっさいくって程でもない中の下くらいの位置取りをしている。本人曰く「俺は中身で勝負するタイプだから!」と言いつつ、鏡の前で顔をのぞき込んだり眉毛整えたり顔にいろいろ塗ったりしていたことをお前の姉はここで暴露してしまおう。

祖母

永遠の90歳 
小柄で笑顔のかわいかった祖母
冗談を言ったら本気にしちゃったりたまに通じなかったけどわたしが笑ってたら一緒に笑ってくれた優しい祖母
こっそりお小遣いをくれた祖母(ここ大事)
「わし、膝がもうだめなんだ」って見たことないくらいのO脚でどう歩いてるのか不思議なくらいだったけど、散歩行ったり家裏の畑をやったりてこてこ歩く姿がかわいかった祖母
編み物が得意で靴下を編んでくれた祖母
帽子も編んでくれるっていってたけど叶わなかったなあ
別に毛糸の靴下も帽子も好きなわけじゃなかったけど、祖母の気持ちが好きだった
亡くなる前はボケちゃって色々大変なこともあったけど「ぴんちゃんは何でもできるね」「すごいね」「上手だね」って無条件で褒めてくれて味方でいてくれた大好きな祖母
ただ1つだけ「ぴんちゃんは足が大きいから背もうんと伸びるね」って
150㎝に届かなかった私のこのやり場のない感情はいつか会えたときにぶつけてやろうと思ってる。


まだまだ書き足りないこともあるけど追々書いていこう

ぴん

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